「ひぅ…ぁあ、んっ」
ゆらゆらと蝋燭が揺れ、2人の影を映し出す。
何度快楽に溺れたかわからない。ただ、求めているのは刹那の快楽と愛情のみ。

快楽的思考

昼、教室で課題と格闘中に仙蔵がやって来てそっと耳打ちをされた。
「今夜に」
明日は休み、夜に来いとなれば答えはすぐに決まる。
「楽しみ」
いつものように彼は艶やかに笑って教室を去った。早くこの課題を葬り去らなければならなくなった。
そして、冒頭に戻る。

「ふぁあ、せん、ぞぉ…そこ…っダメ…やぁあ、いぃ…よぉ」
意味のなさない言葉を吐きながら、目から生理的な涙が零れる。
「泣くほど、伊作は良いのか」
見て解りきっていることをあえて仙蔵は口に出す。でもね、平然を装っているけど仙蔵も大分キてる。呼吸が荒い。
不意に彼は律動を緩めて僕と彼の体を起こした。
「ひぁあっ…!」
体の重みが加わって普段よりもずっと、奥にソレは突き刺さる。
「いつもとは違ってこれも良かろうに」
耳元で囁かれ、ホンの少し残った理性すらなくしてしまう。
「あぁあ、すご…いの、いっぱい、はいってる、の…!いぃ…よぉ」
ぐちゅぐちゅと淫猥な水音が耳に聞こえ、背徳感がさらに感情と快感を追い立てた。
「も…、ダメ…!」
僕は達してしまい、白濁を出す。きゅうきゅうと仙蔵のを締め付け、やや遅れて中に白濁を吐き出した。











…………………………
式部紫苑様より「快楽的思考」頂きましたやった!やったよおかあちゃん!
本当にありがとうございました…リクエスト当初は「おとこらしい仙伊」とかお前ちょっとそりゃあねえだろってリクエスト(という名のわがまま)申し上げてしまったのですが…いやはやごちそうさまでした!
「楽しみ」って!「楽しみ」って!
私が一番楽しませてもらったよ…!(目がギンギン)
式部様ありがとうございました!

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