忍たまテキスト2

□恋煩
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「はあああああああ」
おっそろしく長い長いため息。
忍者の三禁のページを読む度
「はあああああああああああああ」
おっそろしく長い長い長いため息。
忍者って、忍者って、何て過酷な職業なんだろう。
何が楽しくてこんな半殺しともいえる規律を守らなくてはならないのだろう。
教師らはよくこんな規律を…
「はあああああああいてっ!!」
「五月蝿い」
忍術全書の角で殴られた。
口から魂がちょっぴり飛び出た。
「…あ、せんぞ」
「そんなばかでかいため息、長次がいたら縄標で刺されてたぞ」
刺さった縄標が本棚にかすって本棚の下敷きになった不運な自分の姿が目に浮かんだ。
ちょっとせせら笑えた。
仙蔵はせせら笑っている伊作から素早い動きで本を取り上げ、思いっきりアンダーラインが引かれている箇所を読み上げる。
「わっ!ちょちょちょ!」
「…伊作よ」
伊作の隣に座り込み、肩をぽんと叩かれる。
「色欲と恋愛は違うぞ」
暫しの沈黙。
「…よく分かったね僕の考え」
「伊達に六年の付き合いじゃない。頑張れ」
そう言うや仙蔵は踵を返した。
「ようし、頑張るぞ!」
伊作は改めて図書室にある恋の呪い全書を読み始めた。
「いや違うだろ!」
「えっ?!」











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かるーーーーーーいギャグかきたかったのだけれどもオチが…中途半端だ!
気持ち悪い!

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