TOSへ
□ロイドの日記
1ページ/2ページ
〇月×日、気分は晴れ 笑。
今日は久しぶりのデート兼旅行だってのに、寝坊なんてしてしまった。
そんな情けねぇ俺を30分も律儀に待っていてくれたゼロスは、俺を見るなり「来ないのかと思った」なんて言いやがった。
行かねぇワケねぇだろ?
お前とお泊りだぜ?
何があってもおかしくない…っつーか、するし。
最近シてねぇもん、俺。
一人ですんの、メッチャ虚し……いや、そんな事はどーでもよくて。
旅館に着いたら、流石高かっただけあって、「あぁ、“豪華”ってこの事か」と実感。
部屋もまぁ、素晴らしい事この上なく、一瞬怯んでしまう始末。
そこで何を思ったのかゼロスが「自分の分は出すから」と申し出たが、俺が受け取るのを拒むと何度も何度もお礼を言われた。
ちょっとイイ気分。
それから夕食。
ちょっとした演奏会みたく演出されて、俺達は圧倒。
喋りたかったけど、無理だったなぁ。
んで、風呂。
可愛いかったよ、ゼロス。
…とっても…。
また来ようと思った瞬間だったね。
あんな顔されちゃ…、…あんな顔…。
あ〜やべ。
これ以上は無理。
もう色んな意味で書けねぇ。
楽しかったのだった。
はい、終わり。
→あとがき