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□ｾﾞﾛｽの日記
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〇月×日、晴れ。
今日は、大好きな彼とﾃﾞｰﾄだった。
なのにﾊﾆｰったら、30分の大遅刻。
遅れるなら何か連絡してくれればいいのにさ…。
まぁ、彼らしいといえば彼らしいのかもしれない。
俺さま達は、今日温泉に泊まりにきている。
あ、じじ臭いとか言わないで。
温泉にしようって言い出したの、ﾊﾆｰだから。
旅館は結構綺麗な方で、俺さま達の部屋は二人には十分過ぎる程のｽﾍﾟｰｽが確保されていた。
内装も、ご立派ですこと。
掛け軸やら壷やら…、たいして目利きがいい訳でもない俺さまにだって、その高級なｵｰﾗが伝わってくる。
この旅館の宿泊代は、全てﾊﾆｰもちだった。
ここまで立派だと、正直全てを彼に負担させるのはどうかと思ったが、ﾊﾆｰは俺さまのお金を受け取らなかった。
ﾛｲﾄﾞくんかっこい〜。
んで夕食。
琴やら三味線やらの生演奏の中、俺さま達は黙々と食べた。
なんか、喋ったら演奏の迷惑になりそうで…。
…にしても、どんだけ豪華なんですか。
風呂場は、思い出したくないのでﾊﾟｽ。
色々あったけど、とっても良い日でした。
明日も頑張ろーと思います。
→あとがき