お題小説

『恋』で10のお題 Ver.1
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−ハツコイノアジ−





「お前の初恋って誰?」


「初恋?何で。」


「いや、何となく。」


「・・・しいて言えば幼稚園の先生かな。」


「随分とマセガキだったんだな。」


「まーね。凄い綺麗だったんだよ」


「・・・ふ〜ん。」



「嫉妬はよくないよ、君。」


「ごめん、嫉妬した。」


「そんで?嫉妬深い君の初恋は誰?」


「俺の初恋はお前。」


「嘘こけ。」


「本当。」


「キスしていい?」


「ぁ・・・」返事も待たずに俺は軽くキスをする。


みるみる内に赤くなるコイツはとても可愛くて


ほんのりイチゴの味がした。


そういえばコイツと初めてキスも、イチゴの味がしたような。



ハツコイノアジってやつ?



「何すんだよ。」


「ちょっとハツコイノアジに浸ってみた」



「へ?」


「明日、一緒にイチゴ食いにいこーな」






ハツコイノアジ

いつでも堪能します。









−END−


これまたお題と違いますねー。
こんなん書きたかったわけじゃないんですけどねー、本当に。

イチゴ大好きです。
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