★妄想の釜:番外の碗
□C番外編の番外編
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★第4回・『飼猫』に三笠さんは無理があるんじゃないのか会議★
司会:高遠・腐・日織
<会議室>
日「第4回、『飼猫』に三笠さんは無理があるんじゃないのか会議〜〜」
和「第4回?」
三「今までの3回は、変態の脳内で行われてたんだろ」
和「あ、成る程」
日「ちなみに第1回は『和さんは実は攻じゃないのか会議』でした」
和「聞いてないからっ!!しかも何その気持ち悪い内容っっ!!!!」
三「そうだぞ日織。一柳くんが攻なんて体格的に有り得んだろう」
和「……まさか……三笠さん……」
三「冗談だ。液状化した野菜(ふりがな:ひおり)を見るような目で俺を見るな」
日「ご丁寧にふりがなまで付けやがって、この(自主規制)めが。自分も腐れきったニャンコ探偵のくせによ」
和「日織(ふりがな:元祖変態)、口調には気を付けてよね。見てる人に失礼だから」
日「え、和さんまで?てか番外編を書いて公表してる時点で『受難シリーズ』ファンにはとっくに失礼じゃ?」
三「元祖とはいい表現が見つかったな。あいつにはぴったりだ」
和「変態思考に関しちゃ本家本元ですからね、日織は」
日「え?俺の正しい指摘に対してスルー?」
三「確かに正しい指摘かもしれんが、それにツッコむのはかなり危険だからな」
和「それくらい察してよね、変態でも最低限普通に活動してる脳細胞くらいあるでしょ?」
日「ううっ……いつもにも増して毒舌……。なんだかMに目覚めちまいそうだなあ……」
和「地平線の彼方まで行って、勝手に目覚めてろ」
三「今頃目覚めても、本質が変態という事には変わりがないしな」
日「あんたの毒舌にはムカつくだけですがね。可愛くないから。だからこんな会議開いてんですぜ」
和「正直《伯爵と執事編》の『三笠さんが飼猫』発言には、僕もちょっとヒきました」
三「半分以上は本気だったんだがな」
和「訂正します。かなりヒきました。もっと言うと今現在もヒいてます」
日「ですよねぇ。三笠さんが飼猫になるなら、俺がなった方がマシですやね」
三「お前が飼猫になった所で、一柳くんをペロペロするしか能のない、地球外生命体じみた不気味な妖怪にしかならんだろ」
和「三笠さん、事細かに言わないで下さい……想像しただけで気持ちが……」
日「え?想像だけで気持ち良くなりました?」
和「気持ち悪くなったんだよっっ!!お前のそのオプティミストっぷりも気持ち悪いからね、言っとくけど!!!!」
日「生クリームとバター、どちらが好きですかい?」
和「聞けよっっ!!??」
三「止めはせんが、せめて客の目に触れる所ではするなよ」
和「いや、止めて下さいよっ!?人としてそこは止めましょうよっっ!!??」
日「どうせなら洗剤も用意しましょうか」
和「どこからどう繋がって洗剤なんだよ!!事務所をいかがわしい店にするつもりっっ!?」
三「床を汚すなよ」
日「心得てます。自宅にビニールマットがありますんで」
和「阿呆かーーーー!!!!まず常識を心得てから人生出直して来いっっ!!!!」
三「会議の結論は『一柳くんはヌルヌル系がお好き』という事でいいか?」
日「いや、そこは『べとべと』の方が、男心にグッとくるんじゃないかと」
和「……もうやだ……この事務所……」
会議終了★