☆妄想の釜：奈落の碗
□突撃！日織くん！！
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＜日織室前＞
日「はい、皆さんこんばんは！毎度お馴染みの高遠日織でございます!!今日俺はこの渓谷の底に建築された、当主アルノルト・グラーフ・フォン・ルロイ、通称アルの別荘に来ています!!で、こんな夜中に何をするのかと言いますと、相棒と一緒に就寝直前の人々の部屋にお邪魔して、いろんな一面を覗いちゃおうという企画なんですね!!」
三「迷惑甚だしい企画だな」
日「あれ？」
三「なんだ」
日「何で三笠さんなんですかい？俺の相棒といえば和さんじゃ？」
三「俺だと何か不都合なことでもあるのか」
日「いえいえそんなことは……ちっ！」
三「舌打ちは隠れてしろ!!」
日「（嘆息）はいはいそれでは行きましょうかね。さっさと終わらせたいですしね」
三「そういう本音も聞こえないように言え!!しかもいきなりテンション下げやがって!!」
日「口調が乱れてますぜ。まああなたにはお似合いですがね（嘲笑）」
三「やかましい！一柳くんがいないと解った途端に黒くなりやがって!!」
日「さてヤクザは放っておいて本題に戻りましょうかね。あんまり遅くなると皆さん寝ちゃいますから」
三「…………。………………」
日「まずは俺の隣で青筋立ててる三笠さんからいきましょうか。……それがあなたの寝間着ですかい？」
三「そうだ」
日「半袖シャツにスウェットって……ひねりもクソもない恰好ですね」
三「悪かったな!!お前こそ相変わらず着物だろうが!!」
日「俺はこのシリーズのファンなら簡単に想像つきますからね。今更変えても期待を裏切るだけです」
三「くそ、レギュラーだからっていい気になるなよ……」
日「それに、俺と和さんは単発のあなたと違って結構安全ですからね」
三「殺されかけた俺への当て付けかこの野郎!!」
日「おっとまた脱線しましたね。キャラが崩壊しかけてるヘボ探偵は放っておいて、他の人達の部屋に行きましょうか」
三「ヘボ!?訂正しろ日織!!……って無視するな!!」