★なんちゃって雨格子
□7月24日
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☆7月24日☆
<日織室>
★太陽に透かせない★
三「ふー……良く寝たな……ん?」
日「………………」
三「戻ってたのか。顔色が悪いぞ」
日「ふっふっふっ……三笠さん……三日連続徹夜した上に、那須さんを護衛しきった俺に、何か言う事は?」
三「今日からお前を『完徹絶倫年上キラー』と呼ぼう」
日「………………」
パタリ。
三「おい日織?」
日「ぐう……」
三「……さすがに限界だったか」
<椿室>
★好感度最悪★
椿「……何か御用でございますか?三笠様?」
三「どこか悪いのか?苦々しいツラして」
椿「あんたが来たからこんなツラしてんだよ!」
三「な、何!?まさかお前……俺を嫌ってるのか!?」
椿「好かれてると思えるお前がスゲーよ!!てか好きになれる要素がねーよ!悪いけどな!!」
三「いや悪くはないぞ。俺もそうだから」
椿「ああ、そうなのか。なら気にしな……って、ちょっと待たんかい!!」
三「あ?何だ?」
椿「なんか納得いかねーぞそれ!!俺のどこが悪いんだよ!?」
三「どこと言われても……こう……フィーリング?みたいな?」
椿「そのあやふやな言い方やめろーーっっ!!なんかムカつくんだよ!!!!」
暗「うっせーな。何騒いでんだ?……探偵と執事か」
椿「あ、オッサン!聞いてくれよ!コイツが俺を嫌いだとか言うんだ!!」
暗「…………は?」
三「『どこが悪いのか教えてくれ』としつこいんだ」
暗「…………。そ、そうか……」
椿「……オッサン?何で俺から目を逸らすんだ?……あっ!!違うからな!?オッサン、違うんだからな!?そーゆー話じゃねーからな!?」
暗「や、別にいいんじゃねぇか?例えそれが吊橋効果でも」
椿「ち・が・うっつーの!!」
三「執事……悪いが、お前はタイプじゃない」
椿「てめーは黙ってろーーっっ!!!!」
三「落ち着け。ほら」
(-_-)⊃旦
椿「飲めるかあぁっっ!!しかもその顔何なんだよ余計にムカつくんだよやめろよな!!!!」
三「ならこれでどうだ」
(゚∇゚)⊃旦
椿「お前のやり方には誠意がカケラも感じられねーんだよ!!」
三「仕方ないな……ならこうだ」
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・)
\_っ⌒/⌒⊃旦
⌒ ⌒
椿「なお悪いわあぁぁっっ!!!!」
暗「てか何で見えるんだよ」
三「それは企業秘密だ」
椿「そもそもお前何しに来たんだよ!?」
三「ああ、井戸を調べるから手伝ってくれ」
椿「それを早く言わんかい!!!!」
暗「お前ら二人でコンビ組んで、漫才師目指したらどうだ……?」