★妄想の釜:氷の碗
□私のDを探して
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<和室>
日「あー、よく寝たなぁ……ん?…………。…………。……な、な、和さんがいねぇ!!なして!?昨日張り込み交代してから帰って来てねぇのか!?ま、まさか犯人に……!あああああ……いくら疲れてたからって、惰眠を貪りつつ夢の中で和さんと乳くりあってた俺の馬鹿バカばかっっ!!!!」
<アデーレ室>
日「という訳で、和さん探しに協力しやがれ」
ア「人にものを頼む態度ではありませんわよ、それ……。和がどうかしましたの?」
日「行方不明なんです。昨晩交代で張り込みしてたんですがね、まだ部屋に帰って来ないんです。心配で心配でもう、ほら後れ毛が増えてる始末」
ア「心配の表し方、他にはありませんの?貴方……。そもそも何故私に協力を頼むのです?エリノアが適任ではありませんこと?」
日「あんたが犯人の可能性が1番低いからですぜ。体格からして和さんをどうこう出来るとは思えませんや」
ア「あら、私の魅力があれば、和を骨抜きに出来るかもしれませんわよ?」
日「へっ、貧乳が何ほざいてんだか」
ア「何ですってぇえ!!??」
バシコーン!
日「おぶっ!……す、すいやせん。和さんが心配なあまり、ひた隠しにしている本音がだだ漏れに……」
ア「もう一発行きましょうか?」
日「こうしてる内に、和さんの貞操が危険に晒されてんです。一緒に探して下さいな」
ア「『和さんの貞操』とか言ってる時点で、貴方に和の姿を見せる事自体が危険じゃないかと思いますわ」
日「さて、行きましょうか。1番怪しいドプナーさんから聞き込みに」
ア「流さないで下さい!……コイツより先に和を見つけなきゃいけませんわね……」
★その頃の和★
和「ニワトリ」
デ「リボン」
和「…………。パイナップル」
デ「ルビコン」
和「………………。アレクサンドリア」
デ「アンデルセン」
和「……ディルクさん、しり取り続ける気、全くありませんよね?」
デ「眠い」
和「怖いから寝ないで下さいよーーーー!!!!次はあるなしクイズです!」
デ「………………」