詩
□‐殻‐
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妄想の中でしか生きられない
現実はワタシを受け入れず
妨げるのです
生きること
生きている事を
否定され
ワタシは生きる屍となっています
そんなワタシが唯一生きていることができるのが妄想の中
ワタシが私として生きていける場所
心地よくて
だんだん妄想の中にいる時間が増えていき
次第に現実から遠ざかっていきました
そうしてようやく皆がワタシを私として見てくれたときには
もう遅かったのです
私は現実に戻るつもりはないの
私は妄想の中で生きていくのです
.
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