TOS(+ラタトスク)

□Thank you to you.
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「こ、コレットちゃ〜ん?俺様HP赤くなってるんですけど」

「ご、ごめ〜ん」

声の高さとは裏腹にコレットはぎろりとゼロスを睨み付けていた。もちろんジーニアスに見えない角度で。

何事も無かったかの様に一行は朝食をとるため席に座った。

「げ…」

「どうしたのロイド?」

「ジーニアス!ごめんっ食べてくれっ」

ヒソヒソ声でロイドはジーニアスの皿に赤いブツを乗せる。

「も〜。しょうがないなあ」

「へへっ!ありがとなジーニアス」


そのやりとりを横目でじーっと見ていたゼロスが口を挟む。

「ロイドくーん。ズルはよくないっしょ。ちゃんと食べないと。」

「ゼロスもね」

さりげなくさらにいれようとしたゼロスにジーニアスはぴしゃりと言う。


「へへっ!ありがとなジーニアス

ゼロスがわざとらしくロイドを真似て言う。


「なんだよゼロス」

ロイドがむすっとして言う。


「べっつに〜。」


「ジーニアス…モテモテですね」

プレセアがぽつりという。
「え!?そ、そんな事ないよ」

「いんや。罪な男だねぇ」
「うむ。」

「しいなにリーガルまで…何言うのさっ」
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