TOS(+ラタトスク)

□君と僕。
1ページ/10ページ


「ねぇ、ロイド」





「ん、何だ?」





「ふふっ。何でもなーい♪」



「なんだよそれ」



「呼んでみただけ〜」



にっこり笑うジーニアス。ロイドは少し照れたようにぽりぽりと頭をかく。



「変なジーニアス。あ、ジーニアス、町が見えてきたぜ」



「ほんとだ!早くいこっロイド!!」


「あ、ああ」


ジーニアスはロイドの手を引き走り出した。







「着いたー!!結構遠かったな〜」


「うん。でも見て!すごく綺麗な町」


目の前には自然に囲まれ、噴水広場や建物は豪華ではないが趣のあるもので、綺麗な町並みであった。


「ほんとだなぁ!…こんなに花や木がおいしげってる町、初めてだ」


「うん」






ロイドとジーニアスはエクスフィアの回収の旅に出ていた。そして、立ち寄っていない町にも足を運ぶようになった。


そして今来ているのがその町。



「よし、じゃあ宿をとるかぁ。きっと宿もうまいもん食べれそうだな」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ