TOS(+ラタトスク)
□時の彼方に
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「は、腹へったぁぁぁ」
ぐきゅるるる、とお腹がなった主はもちろんロイドである。
「しっかりなさいロイド…あと少しよ…」
そういうリフィルも大分げっそりとしている。
「でもさ、、僕もだんだんやばくなってきちゃったよ…」
ふらふらになりながらも一行は、コレットの信託を受けるためアスカードへ向かっている。
こうなった原因は…まぁ、武器防具を考えなしにロイドが買ってしまったため、食材を買えなかった訳である。
「調味料しかないもんね…あ、そだ!近くに何かないか、上から見てくるよ」
コレットはそう言って上空へ。
「…その手があったかぁ」
一行はコレットの帰還まで休もうと地面に膝をつく。
「しかしこの辺りは他に村や町はないはずだが…」
クラトスは一人涼しい顔で言う。
「クラトスさん!希望の光を消しさらないでよ〜」
「す、すまない」
しばらくしてコレットが降りてくる。
「んとね、村とかは無かったけど…湖があったよ。昔釣り場所になってたみたい、釣りざおもおいてあったよ〜」
「ほ、ホントか!ありがとなコレット!行こうぜ!」
そういうとロイドは走っていく。
「まだあんな元気あるの?信じらんないよ」
ジーニアスはロイドの背中を見送った。