TOS(+ラタトスク)
□もうひとつの花
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「?別に良いけど…。ていうか、がきんちょはやめてよねっていってるでしょ!」
「でひゃひゃひゃひゃ。んじゃ俺様の事ゼロスさまvって呼んでくれたらいいぜ〜」
「ば、ばかじゃないの!呼ぶわけないでしょッ」
ムキになってゼロスをばし、と叩く。
「…あたしには二人がいちゃついてる様にみえちまうんだけど…き、気のせいかねぇ」
「いえ…私もそうみえました」
二人を見ながらしいなとプレセアはヒソヒソ話す。
「何言ってるの二人とも!そんなわけないよ〜」
「そ、そうだよね。あんなのみんなするしねぇ」
「だってゼロスなんかをジーニアスが好きになるわけないもん♪…ジーニアスは私の方が好きだし。(チッ)…デート権とられて超むかつくけどね〜」
「こここここ、、コレットさん???」
あきらかに人格の変わったコレットにプレセアの額から冷たい汗がながれ落ちた。
「き、きっとコレットも疲れてるのサ。や、休んだらどうだい?」
「そだね♪」
笑顔でホテルに入っていったコレットに二人は安堵し、またヒソヒソと話す。
「今っ…!あきらか人格変わってたね…」
「はい…しかも舌打ち入ってました…」
ガタガタ震える二人をよそにコレットはさっさと部屋に行ってしまったのだった。