永遠ノ人形
□8 すれ違い
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HRが終わり、放課後の教室に朔夜、優香、空、海の四人が残り、事件のことについて4人で話し合った。
4人は向かい合ったものの、誰も口を開かない。
暫くの沈黙。
沈黙を破ったのは海だった。
海「優香、お母さんがいなくなったこと何で私達に言ってくれなかったの」
海が優香を問い詰める。
空「俺は知ってたよ」
空が普通に言ってのけた。
海「・・・私、頼りない??」
優「違うよ!!海は心配性だから・・・」
海「心配ぐらいさせてよ!!」
優「海・・・」
海「私なんか足手まといなんでしょ・・??」
違う。
ただ、海に迷惑をかけたくなくて・・
海は優しすぎるから、人の心配してどんどん海が傷ついていくから。
だから、海には言えなかっただけなのに・・・
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