現実時間


◆Call me Cruella [追記]

バロネスは基本自分ファースト。自分が偉い、他は馬鹿ばっかり。他人の仕事も自分の手柄。奪い取る真似だってする。部下を大事にしない。むしろ自分は仕事してんのか、って思えてくるのが凄い。
観てる側もこんな上司やだなー逆に馬鹿だなー何が偉いんだ!ってムカっとしてくる。やってることがエステラに比べてこっとごとくだっせーのよな。
職場では最初こそエステラの才能を受け入れてたけど、クルエラがゴシップされるようになってから、輪にかけて横暴になってくるのがまた。本性表したな!
バロネスが殺人を厭わないところが、本当の悪役だった。ヴィラン主役映画の本当の悪。許されざる悪だった。

エステラの本当の出生についてはもう「えええええ!」ってずっと心で叫んでた。宮川大輔が居た。

痛快劇の顛末、家族だったジャスパーとホーレスと心のすれ違いが起きてくるのが切なかった。その分「カードを切られた」って台詞と共に関係修復するのが良かった。
このジャスパー、ホーレス、あとアーティとの家族感、そしてジョンとアニータとの協力がとにかくアツい。バロネスにはない、仲間のあったかくて目標を共有している協力パワーが尊い。
最後のパーティの手前、面子は揃った、無敵だ!って感じがいい。さあフィナーレ!どんでん返しの期待が最高潮に高まる。

バロネスが失墜するのも最高に痛快だったけど、後日談があるのがよかった。ぶつ切りじゃなくて、その後どうなったか丁寧に描写あるのは助かる。


◇総評:発見と影響◇
ジャスパーとホーレス、後の映画に出てくる泥棒二人組とまさか子供の時から、しかも友達!家族!だとは思わなった…!過去作101の見る目が変わりますよこれは…!!!
なんでジャスパーホーレスはクルエラに従ってんのかなぁ、なんで泥棒の知り合いがいるんだろうなぁ、ぐらいにぼんやり思ってたけど…こんな過去!!滾りますよそんなん!家族ぅ!やばい!(家族じゃないのに家族というものにオタクは弱い)
そんでその二人だけじゃないんですよ。アニータとロジャーも、最終的にポンゴとパディータ、他にも居た気がする…昔からキャストは居たんだっていうのがまたね…うぅ。
アーティーは102のオカマかと思ったら違った。でも似てる役出てるのシンプル嬉しい。似てるっていうかファッション業界だから珍しくないんだろうけど。

犬可愛いね。バディ、ウィンク、ダルメシアンズ。ずっと犬を大切にしてて安心感があった。ネズミーヌすこ。ウィンクしか勝たん。

ファッションがとにかく凄い!一生見てられるようなパンクロックの芸術作品が一つの映画に何発もぶち込まれている。ぴぇ。

原作映画、101,102の映画を見てるとより楽しめるオマージュとかが盛りだくさんで、何度見ても気付きがあると思う。過去作見たくなった。
でもこんだけエキサイトなクルエラを知ってしまったら、時系列後の過去作の「どうして」が多い。どうして毛皮に執着したのか…(それに触れてる本があるみたいだから読んでみたい)。102で精神病棟スタート刑務所エンドって…報われないよー!そんなのってないよ!でも元々悪役だからね。
毛皮スイッチはマジで知りたいな。犬を愛するあまりいつも身に纏ってたいとかそういうことなのかな。

んふふ。カプ厨といたしましてはジャスクル(エス)が見たいんですけど、シブになかったですねえ。誰か書かないかなぁ。私が書くしかないか?

パンフレットも買っちゃった。エマ・ストーン、ハイヒール苦手でずっと痛がりながら撮ってたんだって@インタビュ。カワヨ。
円盤ほしー。

あと柴咲コウと花江夏樹出てきてうふふでしたね。俺のコウ…。歌うまコウ…好き…かわいい…。赤い舞台挨拶衣装エロカワカッコイ最強…。

クルエラ楽しんで見すぎちゃって最近ずっとヴィランのテンション。余韻を求めてダウンロードだけしてたツイステ進め始めた。そしてイデアとイデ監にハマる現在に至る。クルーウェル先生じゃないんかい。

続編制作決定したらしいですね!お見事!楽しみ!でもどんな話になるんだろう。会社はまだ作ってないからそのあたり掘り下げるのかな。まだ波乱万丈するのかな。わくわくですねぇ。

楽しかったです!!!!!

<report> 2021/06/12(Sat) 17:37 コメント(0)

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