12/03の日記

13:29
そろそろ1時だ(PM)
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腹が減った。

作品名 『閉ざされた塀の中で』
作者名 『〇色』さま

過酷な状況におかれた登場人物達。その状況下で主人公楓は言う。
「――辛くたって俺はたえるよ。忘れたくないんだ。悲しくたって痛くたって。全部、覚えていたいんだ。」
ノックアーウチっ!!

これは悲惨な光景を見たからでもなく、イヤ見たんだけど。酷いめにあったわけでもなく、イヤあったんだけど。
自分の犯した行為についての言葉である。

人は傷つけられたり酷いめに合わせられたら、いろいろな感情があって早く忘れたいと願う。人も早く忘れろと言うだろう。

人を傷つけたり酷いめに合わせてしまったら、後悔したり罪悪感を感じたりして二度と繰り返さないと思うだろう。そして、『早く忘れて』次へ進もうとする。

だけど楓は、それを忘れないと言うのだ。楓にとってはそれが人であるためのたったひとつの道でもある。そして楓には選択を選択を迫られる事件が起きる。この物語は一人の少年(青年?)がどう生きるべきかを模索する物語でもある。

作者さまには是非続きを書いて欲しいものだ。
もちろん、今の自分になら書けると思った時に、書くに時ありなのだ。

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