Short story

□Would like
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「何だっていいケド、とりあえず今日泊めてよ。こんな時間に帰るのヤダし…」

車出してくれるならいいケドさ〜と伸びをしているリョーマに、跡部は顔を顰る。
何だって良いってテメェが聞いたんだろと口から出そうになるが、それを飲み込む。

「面倒だから泊まってけ」

「ウン、そうさせてもらう。…ぁ、今日の夕食、和食って頼んどいたから」

全く自己中心的な振る舞いに、跡部はまた溜息を吐いた。

「初め此処に来た時は借りて来た猫みてぇに大人しかったのにな」

「でもワガママは、ケーゴにだけだよ?」

悪戯な笑みを見せるリョーマに、跡部は怪訝そうな顔をするが、何だかんだ言ってリョーマに甘い自分に自嘲する。


「ま、それなりの礼はしてもらうがな…今日は寝かせるつもりもねぇし…」

「ウワッ…そうくると思った。ハツジョウキってヤツ?」

軽く首を傾げる姿は可愛いが、それと台詞が噛み合わない。
だからと言って言い返せば、話がややこしくなりそうだから敢えて反論しない。

「どうとでも言え。取り敢えずはそう言う事だ。覚悟しとけよ」

「…じゃぁエンリョなく…スケベ、ヘンタイ、ナルシスト、俺サマ、傲慢、、、」

無表情で吐き出される言葉。
放っておけば何時までも止まりそうの無い様子に跡部は軽い苛立ちを覚え、自分のソレでその口を塞いだ。

「良い度胸じゃねぇか…明日テニス出来ねぇ躯にしてヤるよ」

「…アンタってホント嫌なヒト…」

リョーマはクスクスと笑い、跡部の首へと腕を廻す。

どちらからともなく唇を合わせ、深く絡み合う快感を感じながら、ソファーへと身体が倒された。


「チョット…腹減ったって言ったじゃん…」

「あーん?じゃあ俺様で満たしてやるよ…」

「ん〜…‥それもイイカモね…」



それきり会話らしい会話は途絶えた。


次に響くのは…



貴方を求める、甘く切ない声…








End_____________


初めて書いた跡リョ…と言うか、テニプリ…

やっぱり難しいです。
何を書きたいのか最終的に判らなくなりました。

取り敢えず、お互いを好き過ぎるバカップルってコトで…


こんな中学生嫌だな…
って言うか、絶対中学生じゃない…











2008.2.29

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