番外編台本

□茨姫パロディ グループ2
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[151]キア「まぁまぁ、いいじゃねえか。お互い様だし!水に流せばいいじゃねぇか。…あ・俺うまいこと言った」

[152][153]夏海&瀬柚「・・・・・・・」

[154]春斗「たのもーーーっ!」

[155]キア「なんだ?」

[156]春斗「わぁ…っ、こんな森の中に住んでるんすか!?すげえ!って!」

[157]キア「あ?あんた、確かマレフィセントの下僕…」

[158]春斗「そんなんじゃない!…と思いたい」

[159]キア「何しに来たんだよ?ってかよくココが分かったな?」

[160]春斗「あんたらが叫んでんの聞こえてさ、ちょっと寄ってみた」

[161]瀬柚「おい変態」

[162]夏海「お前が言うか?」

[163]瀬柚「・・・。お前、ローズに会いに来たんじゃないだろうな?」

[164]春斗「ローズ?誰だソレ?」

se:木のきしむ音


[165]充「ただいま…って、何、この惨状…」

[166]キア「おう、お帰り〜」

[167]春斗「オーロラ姫!!」

[168]充「は?」

[169]春斗「16年間探し続けて3億7千と1里!…は大袈裟だけど、ずっと探してたんだぜ!会いたかった…!」

{レイバン、ローズに飛びつこうとする}
se:叩く(上記台詞にかぶる)


[170]春斗「グエッ」

[171]充「こんなに散らかして何やってるのさ。あとオーロラって誰」

[172]キア「あー…それは・・・」

[173]夏海「ローズ、お前のことだ」

[174]充「え?」

[175]瀬柚「おいフローラ!どういうつもりだ!」(こそこそと)

[176]夏海「下手に隠すよりいいだろう?それに、あと数時間もすれば嫌でも知ることになる」

[177]瀬柚「それは…そうだけど…」

[178]充「どういうこと?」

[179]夏海「お前の本当の名はオーロラ。森を西側に抜けたところから城が見えるだろう?そこがローズの本当の家だ」

[180]瀬柚「今夜ローズの婚約披露宴がある。そのときからオーロラ姫と呼ばれるんだ」

[181]充「・・・それ、いつ決まったの?」

[182]キア「16年前、ローズが生まれた日に」

[183]充「じゃあおばさん達は今日がその日だって知りながら、ずっと黙ってたんだ?」

[184]瀬柚「っ!それは・・・」

[185]春斗「オーロラ姫、行っちゃダメだ!俺が幸せにする!だから!」

se:木のきしむ音


[186]司「どーもー♪」

[187]キア「誰だ!」

[188]夏海「今日は“招かれざる客”が多いな」

[189]充「あんた、何しに来たの!?」

[190]司「(肩をすくめて)夕食を頂きに」

[191]瀬柚「まだ昼の3時だし」

[192]キア「こいつ、ローズの知り合いか?」

[193]充「まあね。さっき森で会ったんだ」

[194]夏海「なるほど?俺たちの言いつけを守らなかったわけだ」

[195]充「僕だって好きでこんな頭おかしそうな奴と喋ってたわけじゃないよ」

[196]司「冷たくね?誘ったのはお前だろう?(にやり)」

[197]充「まぁそうだけど」

[198]瀬柚「で?結局どういうことだ?」

[199]充「森でたまたまコイツと会って、成り行きで夕食に誘った」

[200]司「あれ?成り行きだったの?なーんだ、残念」(別に残念そうじゃなく)
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