番外編台本
□ある日の長渡家
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[61]舞加「やだっ!聞いた〜!夏海君、お嫁さんにしてくれるって!」
[62]瀬柚「母さん、僕男だよ?100歩譲って男同士ってことは別にして、千崎だけは絶対に嫌だ」
[63]舞加「どうしてそんなこと言うの〜?夏海君、母さんのために林檎箱で持ってきてくれたのよ〜?」
[64]瀬柚「それが本音だろ!」
[65]舞加「そんなことないわよ〜?ね、夏海君?」
[66]瀬柚「だいたい、なんであんな重いもん持ってうろうろしてたんだ!」
[67]夏海「知り合いが送ってきたんだが、誰も食べないからな。舞加さんが林檎好きだと聞いてたから、もらってもらえないかと思ったんだ」
[68]瀬柚「な・ん・で・お前が知ってるんだ!」
[69]舞加「もうっ!そんなこといいじゃない!瀬柚、林檎むいて〜っ!」
[70]瀬柚「はいはい」
[71]舞加「瀬柚〜^^」
[72]瀬柚「ウサギの形にすればいいんだろ?(微笑みながら)」
se:足音
{瀬柚、台所へいく}
{舞加、さっきまでの無邪気さから、母親の顔になる}
[73]舞加「・・・夏海君」
[74]夏海「なんですか?」
[75]舞加「あの子をお嫁さんにしてもいいって、本気で思ってる…?」