女主人公部屋
□放浪記−戦国日誌−1
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始まりだけは鮮明に覚えている。
それは私の中で忘れられない思い出であるし、まだ私が『普通』だと思っていた頃だから、何事にも精一杯だった。
ただひとり愛した人がいて。
ただひとつ守りたいものがあった。
モチロン、今現在だって精一杯なのは変わらないけれど、『精一杯』の方向がだいぶ変わった。
色々な世界を飛び回るうちに、文字通り世界が広がり、視野が広くなり・・・
大切なモノが、増えた。
係り合う人たちは何故か揃いも揃って曲者ばかりで、あれこれって一種の嫌がらせ?なんてやさぐれたりもしたが。
あなたには感謝してるんですよ?
・・・いや、ホントに感謝してますって。
でもまぁ、ソレとコレとは話が別って言うか・・・
とりあえず、ここドコよ?
放浪記−戦国日誌−1