Ж悪魔Ж


執事の崇拝する悪魔、メフィストフェレス。
彼はgoetheの小説ファウストに登場する、西洋的な悪魔である。
元大天使の地獄の七大王子…そしてメフィストフェレスはファウストに契約を持ち掛ける。
“24年間使役する代わりに、貴様の肉体と魂を頂く”……と。
メフィストフェレスはギリシャ語で“光を愛せざる者”と言われ、ファウスト=“幸福の意”とは対象の存在であった。
僕はメフィストフェレスを召したなら、必ずや契約を行う。何故ならば理由は極めて簡単で、悪魔崇拝者であるからだ。
悪魔崇拝は神を冒涜する行為である事は承知の内。けれど僕は神を冒涜したいのではなく、只単に神秘の世界へ触れていたいのだ
神への領域へ足を踏み入れたらば、人間など思いも寄らぬ世界が待ち受け、ヒトを絶望へと導く事が出来る。
僕は世の中が大嫌いで人間が一番嫌いなのだ。ヒトを傷付け裏では金ばかり。然しそれは、アダムとイヴの原罪なのだ。
僕等の罪は、悪魔の引き起こした罪。唆された2人は共犯者…
最大の悪魔であるサタンでも、元は神のみ使いであったのだから…
サタンは何時から神への反感心を持っていたのであろうか?
それはきっと自らも力を求めたからなのだろうが…。



Ж黒魔術Ж


黒魔術と言えば僕には二次元での接触しか思い浮かばない。
例えば漫画で、丸焦げにした蜥蜴の尾を泡立った不気味な鍋へ放り、仕舞には呪文を唱えて煙の中から悪魔やら魔道具やらが登場するという…極めて原始的(?)なものであった。
後は魔法陣で妖を呼び出す方法や、娼婦など人間を十字架に掛けて生贄にしたり。流石は悪魔崇拝者の儀式だな‥としみじみ感じさせられる。
悪意を含めた崇拝には、不道徳な崇拝方法が数多いと耳にした事が多少なりともあった。
例えば娼婦を悪戯に扱ったり、児童を火炙りに処したり…釘付け、残酷な生贄に。
そして日本国外で起こった子供殺害事件は、未だに悪魔崇拝者が児童を崇めるのに使用したという説が残っている。
現在の世界の秘密裏では、崇拝の儀式をしている場所は有るのだろうか?僕は許されるのであれば少なからず、ミサや崇拝儀式をしただろう。
けれど、悪魔を崇拝することに利があるのか?と訊かれればそうではない。
崇拝者は、自らの主を求める事で生きがいを得ているのだから。…少なくとも、僕は、ですけどね。



Ж黒ミサЖ


黒ミサは、カトリック教会で行われる様な所謂健全なものではなく、悪魔崇拝者の集う…集会,儀式と言ったものだ。
黒ミサでは児童の血を飲むという風習がある。
悪魔崇拝で児童は重要な役割を果たしているに違いない。
前述した様に、黒ミサでは娼婦や児童に暴力や淫行を働くと言う前振りがあり、アメリカでは児童への誘拐や性的暴力が起こった時に、崇拝者の仕業だと言ったレッテルを貼られていた。
人間と言うものは精神が異常な状態に在る時、脳髄が狂い残酷的な物を好く時が少なからずあるだろう。現に僕はそうであり、自作の奇妙な人形に血に見立てた絵の具をレースに塗って、其れを人形へ巻き付けて包帯男を作り上げた事がある
また僕はソレを針で十字絡めにした。
…なんて恐ろしいのであろうか?
これもまた2人の原罪とみて良いのだろう。
黒ミサでは常人が予想も付かないことが沢山あるに違いがない。きっと表に知らされていない事実がきっと何処かへ隠されている…。
知識の浅い僕は此からも悪魔崇拝知識を高めて逝こうと思う













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