01/23の日記
03:03
Snow White
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冷たい風が頬を撫でた。
首に巻いたマフラーに鼻まで埋めれば、冷えた頬が熱を取り戻したような気がした。
寒さにすくんでしまう足を動かして前に進めば、顔に当たるひんやりとした空気に反比例するように体の芯にほんわりとした温かさが宿り始める。
積もったばかりの雪は道路を覆い、まだ暗い空にも関わらず輝いて見える。
真新しい白い雪の絨毯に、足跡を残す。
ざく、ざく、ざく
雪の結晶が踏み固められる音がする。
一人分の足跡が、白い世界に黒い影を残す。
ざく、ざく、ざく
進む足跡は、真っすぐに続いている。
まるで迷いなどないかのようだ。
ざく、ざく、ざく
電灯の光に照らされて、キラキラ光る雪の道。
その眩しさに目を細めた時、遠くに闇に溶けるように立つ人影を見つけた。
ざく、ざく、ざく
ざく、ざく、ざく
重なり合った二つの音。
近づき始めた二つの足跡。
マフラーから顔を出すと、やっぱり冷たい風が頬を撫でた。
けれど熱は奪われず、絶えず頬を赤く染めている。
薄く開いた口からは、白い息が漏れている。
ざく
足音が止んで、足跡が出会った。
無音の世界に、足跡二つ。
雪に覆われる世界に、影は一つ。
さらさらと降る、白い妖精。
ふわふわと、その影を包み込んだ。
…………
なんだろう。この話。
お好きなカプで妄想しちゃってください。
久々の短文なのにこのテキトーさ。
自分の性格が残念だ。
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