02/19の日記

23:11
勝手にクエスチョン(浜田Ver)
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Q1.相手のどこが好き?

−ん〜。好きなとこか。いっぱいあるんだけど、あえて言うなら負けず嫌いなとこ…かな。
泉は何事も一生懸命だからね。こう、背中を押す…っていうか、応援したくなっちゃうんだよね。
あ、それが援団始めたきっかけってわけじゃないぞ!援団はあくまで野球部の援団だからな!



Q2.逆に、相手の嫌いなとこは?

−嫌い…。特にないけど…、あ。素直じゃないとこ、かな。もうちょっと甘えて欲しいかなー、とは思うよ。



Q3.相手の体の部分ではどこが好き?

−体って…。答えていいの?…あ、そういう意味じゃないのね(笑)
そうだなぁ。真っ直ぐな目が好きだなぁ。常に前を見据えてる感じで。
泉は常に前向きだからね。俺も見習わなきゃって思うよ。

時々落ち込む時もあるけど、その時でもやっぱり目は真っ直ぐなんだ。
うん。やっぱり俺は泉の目、好きだな。



Q4.あなたしか知らない相手の癖ってある?

−えー。教えたくないなぁ。俺だけの秘密、とか言っちゃダメ?

仕方ないなぁ。じゃあ、一つだけ。

泉は、淋しくなったり甘えたい時、1分に1回、こっち見るんだ。
例えば漫画読んでる時とかわかりやすいんだけど、ページがぜんっぜん進んでなくてね。ジーっと同じページ見てると思ったら、チラッてほんの一瞬だけど、すっごい甘えたそうな視線向けてくるんだ。多分無意識なんだろうけど。

もう可愛くって、時々わざと無視してると、泉から寄って来てくれるんだ。

あ、これ泉には内緒な!



Q5.相手に言ってほしい言葉は?

−うわ〜。それ迷う!
いっぱいあるなぁ。…んー。やっぱり、「好き」かな。
泉あんま言ってくれないし。



Q6.相手に浮気疑惑が!あなたならどうする?

−えー。ないない。泉、そこんとこ不器用だし、俺を裏切らないって信じてるもん。



Q7.相手に別れを告げられました。あなたならどう答える?

−それは…やだなぁ。
理由をとりあえず聞くかな。
別れたくないけど、別れることが泉にとって幸せになるなら…了承するかも。

ヤな質問するなぁ〜…。



Q8.あなたにとって相手はどんな存在?

−もちろん恋人。あとはありきたりだけど、空気みたいな存在かな。
ほらあれ。なきゃ生きていけない、みたいな。



Q9.相手にとってあなたはどんな存在でいたい?

−そうだなぁ。頼れる存在、かな。っていっても、まだまだ頼りないんだけどね。

あと、泉にとって、一緒にいて落ち着けるような存在でいたいと思うよ。



Q10.最後に、相手へ一言どうぞ。

−今までも、これからも、俺にとって泉は1番だから。
不安がらずに甘えて来てね!


うっはー。結構恥ずかしいなー!




−−−−−

勝手にクエスチョン浜田Verでしたー。
泉Verもやりたいな←

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20:00
バスの車窓から
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ゆらゆら


ゆらゆら



規則的な振動と、耳障りなエンジン音

これだから、長時間のバスでの移動は好きではないのだ。
だいたい、ケツが痛くなるし。


「いーずみっ。なんか食べるもんねぇ?」


すぐ前の席から田島が顔を出してくる。
その目はキラキラしていて、いかにも遠足気分全開、という感じだ。


「ねーよ。おら、前向いて座っとけ」


いくら自分達しか乗っていないバスとは言え、行儀が悪い。
シッシッと払う仕草をすると、田島はあっさり前を向き、次は前の席に座っている巣山に話しかけていた。


今、野球部は夏休み最後の合宿に来ている。


夏大は終わってしまったけれど、秋には新人線が始まる。
その新人選優勝に向けて、纏まった時間がある夏休み最後の3日間を強化合宿に充てたのだ。


ぼんやりと風景を眺めていると、つい1時間前までは都会的な町並みだったにも関わらず、今ではもう自然豊かな田舎の風景に変わってしまった。
遠くに見える緑の山を眺めて、なんか目が良くなりそうだな、なんて取り留めのないことを考えていた。


「泉、大丈夫?」


隣の席に座っていた栄口が、心配そうに顔を覗き込んできた。


「ん。ちょっと酔っただけだから」


気分が落ちている本来の理由とは違うが、満更嘘でもない。
ムカムカとしている胃を落ち着かせるため、ペットボトルのお茶を飲む。

ぬるくなっていて、思ったよりスッキリしなかった。


「酔い止めは飲んだし、寝てれば治るよ」


まだ心配そうにこちらを見ている栄口に、笑顔を作って答える。

納得してくれたのか、栄口はそれ以上は何も言わなかった。








ガタガタと体を芯から揺さぶるような振動のせいで酔ったのは本当だ。


けれど、酔いによる不快感以上に感じるのは、虚無感。




ああ



いつから俺は、こんなに弱くなったんだ。





そんな気持ちを打ち消すように、静かに目を閉じた。







−−−−−

合宿初日。移動中のバスにて。

泉が感じている虚無感の原因は、もちろんあの方です。
言わなくてもわかるよね?だってここに来るのはあのカプ好きさんだもんね?←

カミュはただ今夜行バスの旅をしておりますので、バス関連で。

いずみんは初日から恋しがっております。この先大丈夫なんでしょうか(笑)
きっと浜田も同じでしょう。


あ、因みに原作では付いてってるらしいですが。
カミュは単行本派なので、早くその話が収録されている巻が読みたいです…!!←でも内容はあらかた知ってる(笑)

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00:26
季節外れのI need you
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それはある放課後のことだった。忘れ物を取りに人気のなくなった廊下を歩いていると、たまたま通り掛かった教室から話し声が聞こえて来た。

ちょうど終業式が終わった春休み第一日目であるこの日に、日も暮れかけた学校に残っている生徒などいるはずもない。
にも関わらず、教室からは確かに話し声がする。

話し声、というからには最低でも二人の生徒が残っていることになるのだけれど、妙なことに声は一つしか聞こえない。


おかしいな


そう思いながらも早く忘れ物を取りに行こうと、廊下を進んだ。

隣の教室の前に差し掛かった時、またもや話し声が聞こえて来た。

それは先程の教室からではなく、明らかに今前を歩いている教室からなのだ。

しかも、今回も聞こえて来る声は一つだけ。


何だか怖くなってしまい、急いで自分の教室へと走った。

この時ばかりは自分のクラスが廊下の突き当たりにあるのを心の底から恨んだ。


いくつかの教室を走り抜けたが、やはりどの教室からも同じ話し声が響いてくる。
しかも段々その声は大きくなって、今走っている自分の足音さえ消してしまいそうな程だ。


怖い


恐怖が体を駆け抜ける。



ようやく自分のクラスにたどり着いた。

話し声がピタリと止んだ。
廊下は先程の騒ぎが嘘のように静けさを取り戻した。


いったい、何だったんだ


そう思いながらも、安心して教室のトビラに手をかけた。


すると










「……泉?」

「うわぁぁぁぁ!!!!!」



突然かけられた声に、泉は飛び上がった。

泉の反応に声をかけた本人である浜田まで驚き、一歩後ずさってしまった。



「な、なに?どうした?」



泉の驚きように戸惑いながら、浜田は先程泉が飛び上がったと同時に放り投げた本の表紙を見た。
それを見た瞬間、すべてを理解した。



「まぁた苦手なくせに田島に借りたんだろー」

「う、うっせぇ」



バッと床に落ちた本を拾い上げた泉は浜田を睨んだが、その目尻にはうっすらと涙が浮かんでいる。



「今度はなに?…『学校であった本当の怖い話』?」

「ちょ、返せよ!」



泉から取り上げた本のタイトルを読み上げながら浜田はため息をついた。


今度田島にちゃんと言っとかないとな


本を泉に返して、浜田は自分の布団へ潜り込んだ。
因みに泉用の布団は隣に敷いてあり、泉は既に布団に潜り込んで本を読んでいたのだ。



「俺はもう寝るからなー」

「は!?早くねぇ!?」

「いつもこんくらいだって」



グズグズと何事か言い募る泉を横に、部屋の電気を全部落とす。
真っ暗になった部屋に、泉がビクッと黙り込んだのがわかったが、浜田はしばらくそのまま横たわって目をつむっていた。



「は…はまだ?」



小さく、隣から泉が名前を呼んだが、浜田はあえて何も言わずに寝たふりを決め込んだ。



「おい、浜田!」



幾分慌てた様子で泉が浜田の布団を叩く。
その声が少し半泣きな感じだったので、浜田は仕方ないなぁ、と声を出さずに笑いながら泉の手をとった。



「怖いんなら、もうあーゆー本見んなよ」



泉を自分の布団に招きいれ、ギュッと抱きしめれば、始めは驚いて暴れた泉も、安心したように体の力を抜いた。
そんな泉の様子に可愛いなぁ、と思いながら、浜田は目を閉じた。





−−−−−−

挫折感溢れる作品の出来上がり☆←

なんか、ありそうなお話ですね。
泉は実際は怖い話は平気な気がします。むしろ浜田の方がだめかも?

今回布団にしたのは二人を別々に寝かせときたかったからです。まぁ、わかるよね(笑)


あんな役得があるから浜田も今まで田島に怖い話の本を泉には貸すな、と強くは言えないのです。

今日は、何本かアップしたいです!!←あくまで希望

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