不透明な僕らは、

□過去編
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Good-bye days








家族のような仲間達と共に過ごしたかけがえのない場所での木之下と崎山の日常を描いた『A thing at work』


毎日を何気なく過ごす高校。仲の良い友人と他愛のない、けれども無条件に楽しい時間を送る宮川香苗を描いた『friends』


自分の存在価値を見いだせず、両親に囲まれる弟を羨みながらも大切に思う久山雪子と雪子を愛する家族を描いた『Dear my family』


家族と離れ、埼玉へ一人出て来て、どこか虚しい日々を送る櫻井雅人の心の寂しさと憤りを描いた『by myself』


最愛の妻と最愛の娘。三人で過ごす僅かな時間。妻の願いを未来へ繋げる決意をした堺紀仁の幸せの終わりを描いた『the end of happiness』


大好きな母親と過ごす、葉山祐一の幸せな日々。母と祐一が交わした小さな約束を描いた『promise』


毎日を流れるように生きていく寺崎真司。何にも捕われず、何にも興味を示さない味気ない日々を描いた『dull life』



それぞれがそれぞれの人生を生きる毎日。
その日々に満足している人もいれば、戸惑う人もいて、時には嘆く人もいる。
それでも私たちは私たちの人生を歩く。

私たちは自分以外の何者にもなれないのだから。



平凡で、ありふれた日常。



それは、奇跡から生まれた日々だった。








そんな失われた、かけがえのない日常を描いた作品は如何でしたか?

この作品を読んで、少しでも何かを感じて頂けたらな、と思います。


作者 カミュ




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