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□1万HIT御礼企画
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ゼ「……主人公同士の対談っていっても……」
弥「……一体ナニを話したらいいんだ? 共通項が異世界、って位しか……思いつかないんだけど……」
ゼ「ねぇ?」

そんなこともあろうかと、優しい篝火は幾つか質問事項を用意してみたよっ☆

弥「うわっ、いきなり出てきてウザっ!!」
ゼ「……それはちょっと素直すぎるでしょぉ」

ゼレカは突拍子もないのは姉で慣れてるもんな。

ゼ「まぁね」
弥「聞く限りでは空恐ろしいお姉さんだ……」
ゼ「いや、あれはあれで優しいし、いいところあるし」

はいはいシスコンは黙っててね。
んで質問そのいちー。

弥「……あんな感じのお姉さんなのか?」
ゼ「あーまぁ、大体合ってる」
弥「……」

煩い。
お互いの第一印象は?

弥「髪長い。目を覗き込むと物凄い綺麗」
ゼ「滅茶苦茶外見!?」
弥「あ、後すっごい強かそう」
ゼ「何それ俺はそんなオーラでも出てるの!?」
弥「オーラって言うよりは、性格が滲んでる? って感じ」
ゼ「オーラとどう違うんだ……」
弥「で、ゼレカは?」
ゼ「滅茶苦茶美人が居る」
弥「外見じゃないかよ!!」
ゼ「いやだってほら、日ごろから美形を見慣れてるオレでも一瞬おっ、美人だっ! って思う位なんだぜ? ってことは見慣れてない人からしたらとんでもない美人さん、って事じゃん」
弥「……意外と理屈っぽいんだな」
ゼ「そう? まぁ、変人とはよく言われるけど……? ああ、それとオレの周りには居なさそうなタイプ」
弥「って、言うと?」
ゼ「真面目ちゃん、っていうの? 絶対下ネタには乗ってこなさそう」

逆説、ゼレカの周りには下ネタには必ず乗ってくる奴らばっかだと。

ゼ「流石にフィンは乗ってこないけどね? あのカリル先輩がフッツーの笑顔で下ネタ振って来たときの衝撃は忘れらんないな」
弥「……それはオレが真面目って言うより、オレとゼレカの年代の差だろ」
ゼ「ああ、そういえばオレは16だけど弥栄は18だったっけ」
弥「そう。多分、もう19にはなってると思うしね。虹彩に流れてから結構経ってるし」
ゼ「それもそうかぁ……」


 
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