銀魂
□約束なんて破るためにある
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『総ちゃん!トシ!』
「…あんだよ」
「なんでさァ」
『大きくなってもずっと一緒にいようね!約束だよ!』
「…あぁ」
「当たり前だろィ」
『総悟!トシ!』
「うるせぇな」
「右に同じくでさァ」
『3人共同じ高校行けて良かったね!』
「…そうだな」
「これからもお前を弄れるねェ」
『……総悟……トシ……?』
「……悪ィ」
「……すまねェ……!」
『あはは、あんた達私に何言ってるか判ってる?』
「判ってるからこそ、こうして」
「お前に」
「「想いを告げてるんじゃないか」」
『……なんでよ、小さい頃約束したじゃない!「ずっと3人でいようね」って……』
「だから俺達」
「謝ってるんでさァ」
『なんでよぉっ……!』
「教えてやるよ…」
約束なんて破るためにある
(ごめんな、お前への恋心に気付かなければ)
(お前を傷付けずにいられたかも知れない)
Fin