Long
□はろー!!!
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2307年 6月 13日
「おーい、刹那!!エクシアの整備終わったぞ!!!」
さざ波がやけに心地いい昼下がり。
地上でのミッションのため俺を始め他のマイスターも降りてきていた。
刹那の大事な大事なエクシアの整備が終わったので呼びに行くことになった。
しかし、刹那は一向に浜辺から戻ってこない。
おかしい。いつもなら飛んできてエクシアと向き合っているはずなのに。
このとき俺は妙な胸騒ぎが起きた。(外れて欲しいんだが)
「刹那、終わったぞー・・・」
「ロックオン」
「な、なんだそりゃ」
「わからない」
浜辺には刹那と変な物体があった。
少し前までは無かったのに・・・いつのまに?
ていうかコレはなんなんだ?
沢山の疑問符が浮かび上がるが、答えは一向に出てこなかった。
ガコッ!!!
突如その物体が変な音を立てた。
かと思えばゆっくりと上の部分が開いていく。
「やーっと着いた!!!」
中から出てきたのは、刹那ぐらいの少女だった。
そして、彼女と目が合う。
彼女の黒髪が汐風になびいて酷く美しいと思った。
さざ波がやけに心地いい昼下がり。
俺の予感は的中した。
はろー!!!
(突然の訪問者)
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