第一次御前会議〜生活の問題を解決しようの会〜


豊臣秀頼(以下秀頼):「重成、始めて」
木村重成(以下重成):「はい、秀頼様。皆さんお集りですか?不束ながら議長を務めさせていただきます、木村長門守です。それではさっそくですが、出席者の方々は秀頼様へ名乗りをお願いします」
大野治長(以下治長):「大野修理大夫だ。上様、お耳苦しいところも多々ありますでしょうが、これも城内の問題を解決せんがため。よろしくお願い致します」
後藤又兵衛(以下又兵衛):「後藤又兵衛だ。さぞかし有意義な時間を過ごさせてもらえるものと、期待している」
毛利勝永(以下勝永):「毛利豊前か…」
長曽我部盛親(以下盛親):「森豊前守なんだぜ!」
勝永:「森ではなく、毛利だからね!読み方は同じだけど、毛利なんだからね!」
盛親:「森の方が豊前には似合ってるんだぜ!だからこれからは森に」
勝永:「いやいやいやいや」
秀頼:「重成。次」
重成:「あ、はい!えーと豊前守さんと宮内少輔さんが混戦に陥っていますので…次、左衛門佐さん、お願いします」
真田幸村(以下幸村):「はて、何か?」
重成:「えええと、自己紹介をお願いしたいと…」
治長:「話を聞いていなかったのか、左衛門佐!上様の御前で注意散漫になるなど、言語道断も甚だしいぞ!」
幸村:「はは、それはそれは。私はただ、数えていただけですよ。小さなおじさんを」
治長:「……………」
盛親:「あっはは!修理、めちゃくちゃドン引いた顔してるぜ!」
勝永:「治長さん、慣れよう。いい加減」
治長:「ぜ、善処は、しているっ!」
幸村:「そうですよ。私はただ、床一面にぎっしりと詰まっている小さなおじさん達を数えているだけです。ねぇ?」
治長:「……だから…誰もいない所へ声をかけるなぁああ!何がいるんだそこには!」
又兵衛:「デコ。うるさい黙れ。寝れない」
治長:「寝るな!」
明石全登(以下全登):「はてさて、どうしたものでしょうな。ワタクシの足元一面に小さな方々が詰まっておられるとは」
幸村:「明石殿、後ろにもいますから気を付けて下さいね」
全登:「はっはっは、源二殿はお優しいですなぁ」
治長:「………もう嫌だ……帰りたい………」
秀頼:「全登、名前」
全登:「いやはや、これはフィダイヤ様、御無礼致しました。明石掃部助、参加しておりますよ」
盛親:「オレ!オレまだ名乗ってないんだぜ!長曽我部宮内少輔!ああ…もしかして誰もオレの名前なんて聞いちゃいないんだぜこの野郎ってことなのか…っ!そういえば、昔も前に一回だけ父上が父上が父上がぁあああ……」
又兵衛:「毛利。出番だぞ。いつもの長曽我部の発作だ」
勝永:「盛親さん、ほーら、指人形だよー可愛いねー」
全登:「デウスの教えを知れば、安寧が得られるというのに勿体ないことですなぁ宮内殿あっはっは」
秀頼:「重成、次」
重成:「………そうですね!!はい!それでは修理さん、又兵衛さん、左衛門佐さん、豊前守さん、宮内さん、掃部さん、皆さん揃っていらっしゃることを確認しました。秀頼様」
秀頼:「うん」
重成:「畏まりました。えーと、では……早速ですが、一つ目の議題に取り掛かりたいと思います。佐馬助!この紙、後ろに貼って!」
山口弘定(特別参加):「了解しました義兄さん!」
又兵衛:「健気なことだな。使いっ走りか」
弘定:「はい!」
又兵衛:「……………」
治長:「満面の笑みだったな」
重成:「準備ができましたので、皆さん、佐馬助の貼った紙をご覧下さい。一つめの議題は、こちらに書いてある通り……今月の標語を何にするか、です!」





又兵衛:「……………手を洗おうとかで良いだろ」






 明日はどっちだ明日はあるのか大坂衆!続く!(かもしれない)

 






--------------------------------------------------------------------------------


こんなんですみません…!

拍手有難う御座いました!















[TOPへ]
[カスタマイズ]

©フォレストページ