1900年代のフランス マルセイユ付近のシオタという町で流行していた「プロヴァンサル」と呼ばれたゲームの変形がペタンクの始まりと言われています。
原型の「プロヴァンサル」は、投球前に3歩助走する競技で、広い場所を必要とする競技でした。当時チャンピオンのジュール・ル・ノワールが病気(リュウマチ)で車椅子生活となってしまったので、友人のピイティオが彼のために、ルールの変更を提唱し、ブールを投げるスタートの位置と目標球の距離を短くし、助走も禁止しました。
これが、現在行われている「ペタンク」の誕生ということになります。
「ペタンク」の語源は、南フランス地方の方言「ピエ・タンケ(両足を揃えて)」に由来していると言われています。

■日本のペタンク
日本では昭和45年ごろから始められたと言われています。
年々競技人口が増え各地域では、ほとんど毎月いろいろな大会が開かれています。
毎年行われる全国健康福祉祭(ねんりんピック)の競技種目としても採り入れられ、生涯スポーツとして高齢者にも愛好されています。
秋田で行われたワールドゲームズ2001年大会では、ブールスポーツ競技としてペタンクとスポールブールが実施されました。
現在、日本にはNPO法人日本ペタンクリーグ、NPO法人日本ブールスポーツ連盟、日本ペタンク連盟、日本ペタンク協会、日本プロヴァンサル・ペタンク競技連盟、日本ペタンク・ブール連合などの団体があります。

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