ときめきバグりある！1st trip
□Don't kidding so, Baby!
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ときめきバグりある！
※・１３話参照（しなくてもわかると思いますが）事故チュー後の話。
・１４話の後、一緒に朝食を食べながら、「キスについて聞く」を選択（嘘です）
・セリフのみ
「ねぇ、瑛」
「なんだよ？」
「瑛の理想のキスってどんな感じ？」
「なっ…っ！？イキナリ何！？」
「ホラ、こないだ言ってたじゃん。理想のシチュエーションの１つや２つはあるって。」
「それはオマエが勝手に言っただけだろ！
って言うか、むしかえすかフツー……ホントデリカシー無いよな。」
「うん、ゴメンゴメン。でもあるでしょ？」
「心がこもってないにもほどがあるだろ。……まぁ、あるけど。」
「教えて教えて！今後の参考にするから。」
「なっ……何する気だよ！？今後って！」
「そりゃもちろん、ゲームの開発。萌えシチュの参考に。」
「……なんだよ、それ。」
「え、なんでそこで怒んの！？」
「誰がだよ！別に怒ってないけど絶対教えない。」
「えー？……あ、わかった。どうせベタなんでしょ。」
「ハッ！言ってろよ。」
「（完全にヘソ曲げたな。）うーんと、やっぱ場所は海？」
「………！」
「（うわ、……図星だよ。）え、えぇと、二人っきりでサーフィンとか楽しんだ後で」
「……！！」
「（あぁ、ほっぺたが赤い……。）時間はちょうど、夕暮れ時で、夕陽に染まる海。」
「フッ、残念だったな、不正解だ！」
「（瑛ってばこんなに勝ち誇って。どんだけ可愛いんだよ！）え、違った？おかしいな。」
「時間は朝。
太陽が昇る直前、海の中にボードを浮かべて、どんどん表情を変えてく海を２人で」
「ああ、つまりしたかったんだ。あの時。」
「オマエな……聞いといて遮るなよ。恥ずかしいだろ！
って言うか、なんだよ？『あの時』って。」
「ああいやこっちの話。うん、よく我慢したね！エライ！あそこでがっついたら台無しだったもん色々。」
「だから、何の話だよ？」
「いやぁさすが瑛！」
「だからどういう……ってああもう！朝から妙な話するから、時間になっちゃっただろ！」
「あ、ホントだ！もう行かなきゃ！」
「待てよ、まだ食べ終わってないんだ。」
「残しちゃっていいよ、急がなきゃ！」
「……ゴメン。せっかく作ってくれたのに。」
「気にしなくていいよ。だってこれから毎日、わたしが瑛の朝ご飯作るんだよ？」
「………。」
「瑛、どうかした？顔真っ赤だよ。」
「な、何でもない！（なんか今の会話、新婚っぽい……誰がだよ！？）
……ホラ、急げ、遅れるぞ！」
「うん？……あ、待って！」
「慌てて忘れ物すんなよ？」
「（あ、子供扱いしやがった。……よーし！）
……あ、瑛、忘れ物！」
「え、マジで！？何？」
「行ってきますのチュー！」
「なっっっっ！？」
「冗ー談ですー。大人をからかった罰だもんね！」
「……ほぉ？」
「（ヤバ、チョップ！？）
ほ、ほら、遅刻するよ！鍵締めちゃうから……っっ！？」
「……行ってきます。」
「なな、なっっっっ！！？？」
「子供をからかった罰だ。」
「……そうきたか！」
Ｄｏｎ’ｔ ｋｉｄｄｉｎｇ Sｏ， Ｂａｂｙ！
むしろご褒美！（耳まで真っ赤なくせに！）
瑛が何したかはご想像に任せます〜♪
ありがとうございました！