If...

□ただ、つぶやいた
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私の本当の目的。


ボンゴレボス。沢田綱吉の



暗殺




だけど、私は彼に惹かれていた。


潜入したのが運のつきだったのかもしれない。


彼に近づきたくて、近づかなくてはいけなくて。


私は一番近いところにまで上り詰めた。


「次は、コレお願い。」


そういう彼の笑顔と声が愛しくて、苦しくて


残酷で・・・・


彼はみんなに慕われていて、

みんなに優しくて、頼もしくて


少し弱くて少し強かった。

みんなを私も、1人で守ってた。


そんな彼の姿が好きで。

そして大嫌いだった。


この関係も、彼も、仲間も、みんなみんな大好きで大嫌い・・・




「私はあといつまでここに居られる?」




仲間のそばに、優しい彼らのそばに。



だいすきでだいきらいなボスのそばに・・・




ただ、ぶやいた

(私はいつまで彼と過ごせるだろうか。)
(だいすきで、だいきらいな彼のトナリで・・・)





答えは、


一番自分がわかってる。






潮時・・・だって、いうこと、ぐらい。。。



END

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