ジャ○ーズ 気象グループ
□そんな僕たち。★
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「なにやってんの??」
少し低めな落ち着いた声。
二人は反射的にその声の方に振り向いた。
「…えっ!?ちょっ…!また、ヤるの大野さんっ!?しかもにの相手に!?」
目の前の光景に桜井は驚きの声をあげた。
「…翔くんも交ざりたい…??」
大野の目がきらっと楽しげに光った、気がした。
「ちょっ…!!リーダー、本気で…っ」
「にのは黙ってて〜、決めるのはオイラだから。」
二宮の反対意見を黙らせて、大野は桜井に近づいた。そして耳元でささやく。
「翔くんも、三人でヤるの…はじめてでしょ??楽しそうじゃない…?」
その言葉に桜井の喉がごくんと動く。
そして大野の魔王の囁きが耳をくすぐった。
「にのの泣くとこ…みたいでしょ…??」
こくん。
素直な桜井は、無意識的に首をたてに降っていた。
「いぇい、翔くんも一緒にヤるって♪」
満面の笑みの大野に、困り顔の二宮、そしてソファにゆっくりと座る桜井。
「翔さんも…??」
やや不安げに二宮は桜井を見上げた。