名探偵
□秋の夜長
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平次は顔から血の気がひくのを感じた。
「さぁ、夜は長いぜ??服部。」
「う、嘘やろ…?」
「今まで我慢してきたこと、今日は全部やらせてもらうからな。」
青くて鋭い目は、犯人を追い詰めるときに非常に似ていて。
平次はなんだか、自分が間違っているといわれているような気分になってきた。
「覚悟しろよ」
はい。覚悟します。
「ぜってーにがさねぇ」
逃げんわ、ボケェ
「いいか??服部…」
耳元で囁かれる大人びた響きに、平次はその瞳を閉じて、一つだけ頷いた。
☆あとがき☆
突発的なSSです。新一がもとに戻れてから、はじめて飲み交わす二人。
見たいなぁ〜と思いまして…。
読んでくださりありがとうございました!!