ジャ○ーズ 気象グループ
□そんな僕たち。★
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今日も何時もみたいに仕事で、テレビ局にきている。
打ち合わせがおわって、次の仕事まで少し時間があったので、楽屋で休ませてもらっていた。
「…ここで??」
「うん♪」
「…今、ヤりたいの??」
「うんっ♪」
「…やだよ。」
「えぇ〜っ!!ヤろうよにのぉ!」
いつも通りに、二宮に構ってもらう大野。例のごとく二人きり。
「今はそういう気分じゃないの!!」
「にのってば、いつもそうじゃん!いつならそういう気分になるのさ??」
ぷうっとわざとらしく頬を膨らませる大野は、あまり年上を感じさせない。
「かわいこぶってもだめ!!…ってか、なんでそんなもの持ってきてるのよ…」
「いつでもできるように☆」
ほんわかスマイルを浮かべた大野は二宮の隣に擦り寄る。
「…はぁ、誰かに見られるの、嫌なんですけど…。」
大野のスマイルに敵わない二宮だが、簡単に妥協はできないようだ。
ここは楽屋だし、少し長居させてもらっているだけなので、いつスタッフやメンバーが入ってくるか分からない。
「見つかっちゃったら、一緒に3人でやろ??」
「…っはぁ!?」
大野の発言にすっとんきょうな声をあげてしまう。
「3人でって…。普通やらないでしょ!?第一…どうやるの??」
「ちゃんとわけっこすればいいんじゃないかな〜って☆平等にね」
「平等には無理です!!絶対に!!」
「ん〜と。じゃあ、2人がヤってるときに1人は休憩で…」
「休憩って…その間ほっとくの!?見ててね☆って!?」
「じゃあ…練習しててもらうのは??」
「1人で練習もくそもないんじゃないですか…」
「そうかな〜、シュミレーションだよ!!次にうまくできるように!!」
「…まぁそれはともかく、時間がないから…。そんなにヤりたいなら…ヤります??」
はぁ、と小さなため息をつきながら二宮がおれた。
「マジでっ!?やったぁ〜!今日はにのを参ったって言わせます!んふふ。」
「いやっあのね、一回だけだよ…??」
ヤル気満々の大野に二宮はたじたじになりながらも、二人は向かい合う形になり、準備が整う。
「…にの、いい??」
「いいですよ。早くヤりましょう…??」
それでは…と身体を乗り出した瞬間。