名探偵

□つながる君と
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「……」

「工藤?どないしたん??」

「服部…」

「うん?」

「明日、10時に駅で。」

「へ??くど…」
ブツッ。

一方的に電話をきり、シャワーを浴びに行く。
明日はお前に会いに行く。
俺が行ってやるんだ、ありがたく思え。
どうしてこんな気持ちになるのか、大体察しはついてるが、素直に認めるなんてプライドが許さない。

明日は覚悟しろ。今度はお前が俺を求める番だ。


一方、勝手に電話を切られ、明日の予定を決められた平次は、しばらく佇み、顔を赤く染めながら、明日のために準備していた着替えとスポーツバッグをみやり、一人つぶやく。

「…ほんま、以心伝心やなぁ…。」






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