その他小説

□綺麗が良いとは限らない
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※本編の障気中和後、ED後に再度障気が湧いた設定

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障気中和を行って障気は消えた。その過程でルークは解離し悲しみを募らす仲間達。

そしてヴァンも打ち倒して世界が平和になって数年後、再度障気が世界に蔓延った。

だが、今度は各地に残ったレプリカやエルドランドとフェレス島のレプリカを使い疑似超振動発生装置を用いて、今度こそ世界は障気の驚異から救われた。



しかし




それから間もなく魔物や動物、人々は謎の死を遂げていった。



ユニセロスは言った。

『清浄過ぎる空気中音素の中では障気に慣れた人間や魔物は毒でしかない。障気の無い音素で生きられるのは我々と同じ清らかな音素でしか生きられないもの達だけだ。』


そしてほんの僅かに難を逃れたレプリカ達は、人が死んだその世界で数を増やしかつて誰かが目指したようなレプリカだけの世界が出来上がった。




END

**後書き**
空気の中に含まれる酸素って謂わば毒だよね。人や物を錆びさせるんだもん。他にも大量摂取すれば毒になりうる元素ってあるよね?何とか硫黄とか。

二千年も大地の下にあった障気が地表に少なからず出ててそれを吸っていたオールドランドの人々って障気に対する免疫がある筈でしょ。大量に吸えば障気障害になるけど健康な人なら多少平気だろうし。
でも摂取していた毒がいきなり無くなったらそれに慣れていた生き物は生きられないんじゃないかなぁ。

電気分解を習ったときに書いたやつを蔵出し。




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