遊戯王

□真っ白な液体
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「〜♪」

「何か甘い匂いがするぜ。」

「うん?あぁ、ケーキ作ろうかなぁ、なんて。」

「ケーキか!楽しみだぜ!」

「ふふっ。今生クリーム作ってるから。」

「さっきからシャカシャカ言ってたのはソレか。オレも手伝うぜ。」

「本当?ありがと、手動だと疲れるんだよね、生クリーム…。」

「任せろ!」

シャカシャカシャカ…

「わぁ、凄い!早いね〜!」

「そうか?あっ、」

「ひゃっ、」

「ご、ごめ…(顔に生クリームが…!)」

「ううん、気にしないで、今拭くから…。」

「いや、勿体無いぜ。」

「あっ、…もう、いきなり舐めないで…。…あ。」

「? どうした?」

「…顔、ついてるよ?あたしのついちゃったみたいだね。」

「ほ、本当か…?」

「(…何だか可愛いなぁ。)」

「お、本当だ。」

「何かその指で取って舐める仕草…、」

「なんだ?」

「や、可愛いなぁ…と思って。」

「!?」

「何だろう、可愛いっていうか、可愛いんだけど、いやらしい…?っていうか…。」

「…!?それ以上考えちゃいけないぜ!お前の方が断然可愛いぜ!!」

「えっ?わ、きゃっ、」

「それにお前の方が十分いやらしい顔してるぜ?」

「…っ、も、もぉっ。」

「(危なかった…。)」





っ白な液体
(さっきの感じはなんだったのかなぁ)(だから考えちゃいけないぜ)










(危うく受けチックに見られる寸前だった王様←)
1/30執筆  双幻 乙


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