08/27の日記

22:01
祝☆幸村伝発売・蒼紅主従
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※ネタバレはPVに出てるぐらいのレベルだと思いますが、ゲーム購入orクリアするまで真っさらな状態で居たい方は念のためご注意願います
※久しぶりの長文です



「〜♪良い眺めだぜ、幸村•••」

「ま、政宗殿•••そのようにじっと見られては何やらこそばゆうございまする•••」

「なんだ?恥ずかしいのか?オレとアンタの仲だってのに」

「なればこそ、その•••少し、照れくさいかと•••」

「HA!嬉しいこと言ってくれるじゃねぇか幸村•••アンタのそういう素直なところ、最高にcuteだぜ」

「なっ•••!きゅ、きゅ〜と?はお止めくだされ政宗殿ッ」

「Why?」

「まだまだ未熟者なれど、男子としてそれは素直に喜べませぬッ」

「可愛いモンを可愛いって言って何が悪い」

「またそのような屁理屈を•••ッ?」

「他のヤツらにからかいで言われるならともかく、アンタを好きなこのオレがそう言うのは嫌か?」

「!•••〜〜〜っ//」

「A-•••嫌なら止める努力はする」

「•••それは止める気が無いように聴こえまするが」

「そりゃあ、言われてる本人が嫌がってるように見えねぇから•••なァ?」

「ゔっ•••」

「ま、どうしても言われたくねぇならオレに自分を可愛いって思わせねぇこった」

(そう言うのは簡単でござるが某には政宗殿の可愛いの基準が、理解不能でござる•••)

「•••U-un?何か言いたそうな顔だな?」

「い、いえ何も•••」

「•••Oh!さては早く次の衣装をオレにお披露目してぇってか?」

「つ、次の衣装•••?某の新たな衣装はこれで終いでござるが•••?」

「それがなァ、あるんだよな」

「•••?」

「アンタのphoenix•••不死鳥を初めて見た時からずっと似合うんじゃねぇかって考えてた」

「•••政宗、殿?何やら話が見えませぬが•••」

「見えなくて当然、何たってsurpriseだからな」

「さぷらいず•••某に?」

「Yes•••それが、これなんだが」

がさごそ、ごそ•••

「•••?あ!貴殿と同じ白装束、でござるな」

「異国のヤツが決死の覚悟で挑む時に着る物らしいんだが•••ほら、この裾を見ろよ」

「む•••?おお!確かに、この裾の広がり具合は某のこの衣装と似通ったところがありますな!」

(何度も呉服屋と打ち合わせしてdesign無理言って幸村の体格に合うように織ってもらったからな•••とりあえずは気に入ってくれたみてぇで安心したぜ)

「し、しかし•••」

「どうした?」

「某、織物に詳しくはありませぬが•••そうであっても高価な布を使われているのはわかりまする」

「•••高そうだから受け取れねぇ、って理由なら却下だぜ?」

「いえ、ありがたく頂戴致したく!」

「•••珍しいな、遠慮ばっかりのアンタが」

「す、すみませぬ•••遠慮せねばとは思うも、形は違えど貴殿が覚悟を纏ったと同じ白装束を某にくださることが、政宗殿のらいばるとして心より嬉しく•••」

「•••!」

「早速、着替えてみても•••?」

「もちろんだ、そのために用意したんだからな•••待ってるからゆっくり着替えて来な」

「はい!ではしばしお待ちくだされ!」

とたとたとたとた•••

(Shit•••!あんな台詞だけでもcuteなのによ、服大事そうに抱えて嬉しそうに笑いやがって•••!しかも待ち切れねぇって言わんばかりに小走りで着替えに行くなんてよ•••あれがcuteじゃなきゃなんだ?fairyか?angelか?」

「•••政宗様、途中から声に出しておりますぞ」

「うぉ、小十郎!?もう戻ったのか」

「今し方、猿飛と作業を終え戻りました」

「ちょっと!俺様が目を離した隙にまた旦那に何かしたんじゃないでしょうね!?」

「まだしてねぇし!」

「ま、まだ!?俺様たちがおやつ作ってる間にまた何かしようとしてたってこと!?」

「A-an?またってなんだよ!?つーか!本当うっせぇ忍だな、テメェは!?」

「俺様をうるさくしてるのはそっちでしょうが!•••あ〜あ!こんなことなら大旦那方も呼べば良かったなぁ」

「•••Hun、ならあの親父さんと兄貴にはオレが近々直接ご挨拶してやらぁ!」

「政宗様•••そう言って政務を先延ばしにする気ならこの小十郎、容赦はしませぬ」

「•••••••••Shit」

「ぷぷ•••っ、見抜かれてやんの」

「•••コノヤロウ•••ッ」

「ごほんッ•••ところで政宗様、真田は?」

「Ah?幸村なら着替え中だ」

「えぇ!?まだ眺めてたの?•••たった2着でよくもまぁ一刻以上潰せたね•••あんた、馬鹿じゃないの?」

「うるせぇ、人の趣味に口出すな」

「俺様もねえ、人の趣味にまで口を出したくないけどさぁ?その趣味にうちの旦那を巻き込まないでくれる?迷惑なんですけど?」

「A-anッ!?幸村がいつ迷惑なんて言ったんだよ!?言ってみろよ!!」

「言ってなくても普通•••いや絶対思ってるでしょ!?」

「•••んだと!?」

「なに?やるっての?」

(•••••••••はぁ•••結局こうなるのか、政宗様と猿飛は)

「•••Okey!売られた喧嘩は売り切れるまで買──」

「•••政宗どの〜!これで良かったのでござろうか?」

シュバッ!!

「〜〜〜ッ!!Excellent!!最高に似合ってるぜ、幸村!オレの見立てに狂いは無かった•••!!着てくれてThank youな!」

「お礼を言うのは某の方でござる!このように立派な衣装を某のために誂えてくださり、ありがとうございまする!」

「〜♪喜んでもらえて嬉しいぜ、幸村!」

(!ま、政宗様•••最近よく考え事をなさると思えば、このようなことに労力を•••っ)

「•••ねえ、旦那のことになると素早過ぎないあの人?俺様呆れて反応出来なかったんですけど」

「否定はしねえ•••猿飛」

「ん〜?」

「•••そのまま、俺だけ見てろ」

「えっ」

「振り返らずに、俺を見てろ」

「•••え、ちょ•••っ?どうしたの急に真面目な顔して•••」

「いいから、後ろを見るな」

「う、後ろ•••?」

「!おい馬鹿止めろ猿飛•••!」

「なんでそんな止め••••••☆%∀&§ッ!?」

「はぁ•••だから言ったのに」

「ちょっと旦那ぁぁあッ!?騙されてる!!それ騙されてる!!旦那それ早く脱ぎなって穢される!!」

「な、何を言う佐助!政宗殿が俺のためにとわざわざ•••!!」

「だからだよ!百歩譲って旦那に合ってるのは目を瞑っても、俺様が引くぐらい竜の旦那の欲望が詰め込まれてるのは許せるわけないでしょ!?」

「失礼なヤツだな!これでも譲歩してるし、幸村に気に入ってもらってるって言うのに、他人のテメェが口出すんじゃねぇよ!」

「そうだぞ佐助!••••••ん?」

「幸村のmermaid dressが羨ましいなら素直に小十郎におねだりでもしてろよ」

「はぁ!?なんでそうなるわけ!?」

「オレと幸村がイチャイチャしてるのが羨ましいから一々突っかかって来るんだろ?ほら小十郎、何か言ってやれよ」

「•••背中が開いているものが猿飛には似合いそうだな」

「そんな要望聞いてない!と言うか、悪ノリしないでくんない!?」

「•••悪ノリじゃないと言ったら、どうする?猿飛?」

「ああもう、勘弁してよ•••俺様まさかの四面楚歌?•••やめやめ!俺様いち抜けた!」

「ど、どこに行く佐助!?」

「右目の旦那の畑で出来が良い野菜根こそぎ掻っ攫って来るの!•••はぁぁ、期待して損しちゃった」

「こら佐助!•••す、すみませぬ片倉殿ッ!某のせいで佐助が•••っ」

「•••フッ、別に構わねえよ」

「し、しかし•••」

「心配するな、俺の畑に何かあったら猿飛に責任を取ってもらう」

「そ、それはそれで申し訳が•••」

「•••小十郎がこう言ってるんだ、忍のことは任せてアンタはオレと居れば良いんだよ」

「そういうことだ、真田•••政宗様のお相手は頼んだぜ」

「•••はい!こちらこそ佐助をよろしくお頼み申す、片倉殿!」

「では政宗様、ごゆっくり」

「ああ、そっちも•••な?Good luck」

「はっ、それでは失礼します」

(•••やたら忍がオレに突っかかって来るから上手くいっていないのかと思ったが•••Hun、心配して損したぜ)

「•••••••••」

「どうした、幸村?」

「いえ•••貴殿の右目であり懐刀でもある片倉殿に任されたと思うと•••政宗殿と共に居ても良いのだと太鼓判を押していただけたようで嬉しく•••」

(はにかみながらサラッと嬉しいこと言いやがって可愛いじゃねぇかこの野郎押し倒すぞちくしょう•••っ)

「•••政宗殿」

「?」

「不束者ですが、改めてこれからもよろしくお願い致しまする」

「•••その衣装でのそいつは、殺し文句か?」

「へ•••?」

「その衣装はな、自分の1番大事な人と一生を共にすると誓う時に着るのがほとんどなんだぜ?」

「•••!」

「それをオレがアンタに贈った•••この意味、わかるよな?」

「っ•••//」

「訂正するなら今のうち、だぜ?」

「ッ•••その必要は、ありませぬ」

「〜♪そうかい、なら•••」

「まさっ•••」

「オレのrivalとしてもpartnerとしても•••これからもよろしく頼むぜ、my honey?」

「〜〜〜っ•••//」

むぎゅっ

「•••!」

「こっ、このように緩んだ顔を貴殿にお見せするわけには参りませぬ故•••ッ!し、しばしこのままで居させてくだされ•••っ」

「別にオレは気にしねぇけどな?」

「某が気にしまするッ」

「•••わかった、それならこうやって」

「ぁ•••」

ギュッ

「アンタが気にならなくなるまで顔を見ないように、しっかりくっついてるぜ」

「ッ•••お、お気遣い•••感謝致しまする•••っ」

(•••本当に可愛いヤツだな•••オレの方がニヤニヤして顔が崩れそうだぜ•••)

(うぅっ•••元に戻るどころか政宗殿を身近に感じてしまい逆により緩んでしまう•••未熟な某を叱ってくだされお館様ぁぁぁ•••ッ)





おわり



何回結婚すれば気が済むの!?って幸村伝のOPとストーリーを見てたら絶対言うと思うのでまだゲットしていない方はぜひ(宣伝)

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