12/31の日記
11:52
いつもと変わらず・蒼紅
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「•••まさ、むね•••どの••••••」
「ゆき、むら••••••」
「まさむね、どの•••!」
「ゆきむら•••ッ!」
ドドドドドドドッ!!
「むぁぁあすぁぁむぅうねぇぇどぉぉおぬぉぉおっ!!」
ドドドドドドドッ!!
「〜〜〜ッ!!my honeyぃぃゆきぃむるァァァアッ!!」
むぎゅぅぅぅっ!!
「っ•••ようやく、貴殿と会うことが叶い申した•••!」
「ああ•••オレも、アンタに会える日をずっと、待ち侘びていた•••!」
「政宗、どの•••っ」
「ゆきむら•••ッ!」
シャキッ!!
「───いざ尋常にッ!」
「──推して参るッ!!」
「うぉぉぉぉぉおッ!!」
「Haaaaaaaaaaaッ!!」
キィンッ!!
「っ•••!槍から伝わるこの重み、力強さ•••まさしく!某を無条件で滾らせる貴殿のものでござるッ!!」
「HA!会って早々、嬉しいこと•••言ってくれるじゃねぇか、幸村•••!アンタを想いながら、鍛錬してきた甲斐が•••あった、ぜ!」
「ッ•••なんと!奇遇で、ござるな!某も、貴殿を想う度に•••どうしようも、なく!身体を動かしたく、なり!•••せいっ!!」
ガキィンッ!!
「〜♪離れてても考えることは同じ、ってか?アンタ、マジで最高だな!ますます魅せられちまうぜ!それでこそ、オレのrivalってモンだな!」
「政宗殿こそ!•••やはり、某の好敵手は貴殿をおいて他ならぬッ!本当に、お会いしとうございました•••ッ!!」
「〜〜ッ!shit!!久しぶりに会うからcoolに行こうと思っていたがもう駄目だ!アンタがcute過ぎて我慢出来ねぇ•••ッ!!」
「へ?あ、ちょ•••まさ、のわぁっ!?」
「〜♪come on、幸村!」
ドサッ•••
「っ?••••••はっ!?」
「HAHA、nice angleだぜ•••下からアンタを(頭の天辺から爪先隅々まで舐るように)眺めるのもやっぱ良いな?」
「す、すみませぬ!すぐに退きま•••ッ!?」
「良いんだよ、このままで」
「しかし•••!某が貴殿を尻に•••っ」
「stop」
「•••政宗殿?」
「久しぶりの逢瀬なんだ、細かいことは気にするな」
「なれど•••っ?」
ぎゅっ
「オレがこうしていたい•••それじゃ駄目か?幸村」
「ッ•••//」
「Thank you•••」
「す、少しだけですぞ?あまり長い間、雪の上で転ぶと風邪を•••」
「その時は、アンタが優しく看病してくれるんだろ?」
「看病は致しまするが、引かぬ努力をしてくだされ•••心配しまする」
「HAHA、sorry•••大丈夫だ、引く気はねぇよ」
「ふふっ、ならば構いませぬ」
「•••アンタと過ごせる時間は、1分1秒足りとも無駄にはしたくねぇからな•••風邪なんか引くわけねぇ、安心しな」
「それは良うござった!某も、少しでも長く貴殿と共に過ごしたいと思っておりました故」
「•••••••••」
「ま、政宗殿•••?」
「ああクソっ、マジでアンタ可愛い•••!今ここで喰っちまいてぇ•••!!」
「うおッ!?ま、政宗殿っ!は•••はれんちでござるッ•••往来でこのようなっ•••!」
「A-an?誰も居ないんだから頬にkissぐらい良いじゃねぇか」
「そ、そういう問題では•••ッ」
「ならどんな問題なんだ?un?」
「そっ、それは•••その•••っ」
「•••••••••」
「ゔッ•••」
「•••わかった、アンタが嫌なら止める」
「え•••ッ」
「好きで好きで堪らねぇからって言っても、アンタの意思を無視してまで自分勝手にkissはしたくねぇからな•••」
「•••!」
「悪かったな、久しぶりに会えたからって羽目を外して」
「い、いえ•••」
「•••なぁ」
「は、はい?」
「もう少しだけ、このまま抱き締めてても良いか?」
「•••もちろんでござる!」
「Thank you」
「•••政宗殿」
「どうしッ•••!!」
「•••ん」
ちゅっ
「〜〜〜ッ•••」
「っ•••そ、そのような顔をしないでくだされ•••!恥ずかしくなってしまいまするッ•••//」
「アンタから、なんて嬉し過ぎて勝手に口が笑っちまうんだよ•••!」
「真で•••?」
「Yes!好きなヤツからkissされて喜ばねぇなんて有り得ねぇだろ?」
「•••確かに、そうですな•••政宗殿にしていただく時は恥ずかしくも嬉しく、幸せな気分になりまする」
(ッ•••真顔でそんな嬉しいことを言うんじゃねぇよ、箍が外れちまうだろうが•••!A-、本気でこのまま押し倒してまぐわいてぇ•••ッ)
「•••!政宗殿、震えておられますぞ!やはりお寒いので!?」
「寒くは•••いや、そうだな」
「な、なんと•••!では早く貴殿の城へ•••!」
「HAHA、okey•••」
「僭越ながら、この幸村!城までの道すがら貴殿の暖となりましょうぞ!」
「Really?アンタがオレを抱き締めて暖めてくれるのか?」
「はい!•••あ、嫌なら──」
「NO!嫌なわけあるか、むしろ大歓迎だ•••任せたぜ、幸村」
「任されよ!•••では、参りましょうぞ!」
「OK、わかった」
(•••何かと理由を付けねば己からは恥ずかしく、こうして自然に貴殿に触れられぬなど•••口が裂けても政宗殿には言えぬな•••)
「un•••?どうした幸村?忘れ物か?」
「いえ、忘れ物は••••••あ!政宗殿!」
「なんだ?」
「お慕いしておりまする!」
「•••!!」
「会って開口一番にそう申すはずが•••会えた嬉しさのあまり、すっかり後になってしまい申し訳ござら•••ぬぁッ!?」
むぎゅぅぅっ
「Marvelous!•••ったく、アンタは何回オレを喜ばせれば気が済むんだ•••!!」
「ま、政宗殿•••っ!?貴殿自ら抱き抱えられずとも某は•••!」
「Let's partyッ!城までnonstopで駆けるぜ、しっかり掴まってろよ幸村!」
「え?の、のん•••?うわっ!?」
「HAッ!!」
「!?ま、まさか•••某を腕に抱えたまま馬で一気に駆けるおつもりで!?」
「決まってんだろ?アンタとは1秒でも長く一緒に居てぇんだから」
「っ•••//」
「行くぜ幸村!」
(あぁ•••政宗殿の何気ない一言、一挙一動に胸が痛いぐらいに高鳴り、顔から火が出るほど熱くなる•••って、これではどちらが暖めているのかわからぬではないかッ•••!!し、しかし•••)
「Ya──haaaaaaaaaッ!!」
(こうして触れ合うことをはれんちだと思うどころかもっと触れたいと、触れられて嬉しいと思うのは•••相手が政宗殿だから、なのだろうな•••っ)
「〜♪」
「〜〜〜ッ•••//」
おわり
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