05/24の日記
16:39
帰りを待つ子・その後の保護者
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「旦那たちに言われるがまま物見に行っちゃったけど•••」
「•••俺とお前の日、って結局何だったんだろうな?」
「さぁ•••?でも、まぁ」
「•••?」
「いやぁ、何だかんだ言ってゆっくりしてきちゃったね」
「そうだな」
「最初はあの2人だけに任せて物見に行くのは不安だったけど•••」
「•••ああ」
「ちゃんと政務もしてて、城の守りも万全だったから安心した」
「•••••••••」
「いつぞやの誰かさんのように、ま〜た城獲られちゃたまらないからね」
「あー•••それは」
「しっ、それ以上は言わない」
「猿と•••」
「はい、そこまで」
「•••••••••」
「あ、指じゃなくてこっちの方が良かった?」
「!•••お前という奴は」
「へへ、なんてね?」
「あまり俺を煽るな」
「なんで?面白いのに」
「•••今度は立てなくするぞ」
「え〜それは困るんですけど•••ってかさぁ、あれだけイチャイチャしたのにまだ足りないの?」
「•••あれぐらいで足りると思うのか?」
「思って無いからこうして誘惑してるんだけど?」
「•••••••••」
「•••でも、今日は止めておこうかな」
「?」
「次のお楽しみにとっておくのも•••悪くないでしょ?」
「•••はは、そうだな」
「!」
「•••どうした?」
「•••そんな風に笑うんだ、と思って」
「意外か?」
「うん、意外」
「•••俺は石田と親交があるお前たちの方が意外だがな」
「え?そう?」
「•••あの口振りから察するに、ずいぶんと仲が良いように思うが?」
「う〜ん•••まぁ、色々あったからねえ•••」
「•••••••••」
「あはは、気になる?」
「気にならない方がおかしいだろう?」
「•••じゃあ、今から教えてあげようかなぁ」
とさっ•••
「•••お楽しみは次にしておくんじゃなかったのか?」
「誰も全部次に回すなんて•••言ってない、でしょ?」
「•••物好きな奴だな」
するっ•••
「そう言いながら腰に手を回してくる助平は誰?」
「さて、誰だろうな?」
「•••ちょっと聞きたいんだけど」
「なんだ?」
「•••景綱さんの腕、居心地良過ぎ」
「•••••••••」
ギュッ
「•••ん?どうしたの?」
「察しろ」
「え?」
「•••••••••」
「•••なになに?俺様に甘えたいの?
」
「言わなくても、わかっているだろう?」
「まぁ、ね?」
「なら•••」
「色々話しながら、俺様にたっぷり甘えてくださいな•••ってね?」
「ああ•••そのつもりだ」
「•••あ」
「今度はなんだ?」
「晩ご飯の準備してないや」
「ば、晩•••ご飯•••」
「•••スキあり」
ちゅっ
「!」
「あははっ、引っかかった?」
「•••本当に」
「ん〜?」
「お前は、俺を喜ばせてくれるな」
「当然でしょ?•••好きなんだから」
「•••••••••」
「•••へへ」
「まったく•••」
「大好きだよ、景綱さん」
「•••ああ、俺もだ」
「〜♪」
(•••政宗様にとやかく言えた義理じゃねえな•••やれやれ、俺も甘くなったものだ•••)
おわり
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