05/16の日記

18:58
帰りを待つ子・蒼紅+α
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※何気に当サイトでは初登場キャラ居ますので念のためご注意




「•••遅ぇな、小十郎のヤツ」

「うむ•••なかなか戻られませぬな•••佐助も」

(まだまだあの2人は帰って来ないようだな•••HAHA、俺に抑えろとか言っておきながらやるじゃねぇか小十郎)

(今日の昼前には帰って来ると言っておったのに••••••ッ!?ま、まさか何かあったのか•••!?)

(oh、そうだな•••アイツらもお楽しみ中なら、俺だって楽しんだって構わねぇ•••よなァ?)

(い、いや•••佐助のみならず、片倉殿もいらっしゃるのだ•••あの2人に限って何かあるはずが•••!)

「•••u-n」

「ぬぅ•••」

(さっきからチラチラ何か言いたそうに俺を見てやがるし•••ha-n、さては幸村もその気ってやつか?)

(だ、大丈夫だとは思うがやはり心配だ•••!政宗殿も何やらそわそわしておられるし•••俺と同じ気持ちなのやも知れぬ•••なれば!)

(•••だったら何も問題無ぇな、早いところアイツらが帰って来る前に幸村とお楽しみと洒落込むか)

「ま、政宗殿!!」

「okey、皆まで言うな幸村•••アンタの言いたいことはわかってるぜ」

「!さ、流石は政宗殿でござる!なら今すぐ•••!!」

「まぁ待ちな、慌てたって良いことは1つも無いぞ」

「そ、そうでござるな•••!」

「何事も、まずはゆっくり準備から•••だろ?」

「いかにも!この幸村、急ぐあまり己を見失っており申した•••すみませぬ政宗殿!!」

「なぁに、お楽しみはこれから•••ってな?」

「お、お楽しみ•••?」

「Yes!というわけで•••よっと」

「え?どういう•••ちょッ、まさっ•••ぬわぁッ!?」

ドサッ•••

「〜♪」

「お、お止めくだされッ!今はこのようなことをしている場合では•••っ」

「?」

「な、なぜそこで首を傾げるのでござるか!?」

「A-an?•••アンタもその気だったんじゃねぇのか?」

「だ、だから佐助と片倉殿を迎えに行くのでは•••!?」

「•••HA?」

「えっ•••?」

「•••shit、なんだよ俺とmake loveするんじゃねぇのかよ•••」

「?め、めい•••?ら?」

「•••まぁ良いか、せっかくだから幸村」

「!?」

「Let's eat•••つーわけでparty続行、な?」

「まさっ•••ッ!?」

チャキッ

「貴様•••ここで何をしている•••!」

「what's!?て、テメェは•••!」

「い、石田殿!?」

「ただいま旦那!遅くなってごめんね•••って」

「•••政宗様、真昼間から何をされておいでで?」

「げっ•••こ、小十郎•••!」

「おのれ貴様ぁぁぁッ!!丸腰の真田を相手に卑劣な•••ッ!!同盟主としてこの私が貴様を秀吉様に代わり斬滅してや•••ッ!!」

「あぁぁッ待った待った石田の旦那!これうちの日常茶飯事だから!気にしないで!竜の旦那は斬っても良いけど部屋が汚れるからダメ!」

「オイコラちょっと待てや猿」

「き、貴様ァァアッ!!秀吉様を侮辱しているのかッ!!」

「A-anッ!?誰もそう言ってねぇだろうがッ!!テメェが勝手に•••つーかなんで居るんだよ!どんな組み合わせだ、Ahッ!?」

「あぁ、それなんだけどさぁ•••帰り道にばったり会っちゃって!なんでも•••」

「刑部が真田と猿飛にこれを持って行けと言うから来たまでだ」

(•••た、ただのお使いかよ•••!そんなくだらねぇ理由で幸村との時間を邪魔されちゃ堪らねぇぇ•••!!)

「某と佐助に•••?石田殿、これは•••?」

「南蛮焼菓子•••先日の礼だ」

「先日•••でござるか?」

「刑部を助けてくれた礼だ」

「•••あ、大谷の旦那治ったんだね風邪」

「ああ」

「困った時はお互い様でござる!故にそれは•••」

「俺様もいいのに、って言ったんだけどねえ•••」

「刑部の恩情、受け取る以外の選択肢は認めない」

「•••って聞いてくれないんだよねえ」

「ふむ•••そういうことであればこの幸村、ありがたく頂戴致しまする!」

「•••フン、確かに渡したぞ」

「あ、お待ちくだされ石田殿!」

「•••何だ?」

「大谷殿にもよろしくお伝えくだされ!また近々、茶会をしましょうぞ!!」

「•••良いだろう」

「では、お気をつけて!」

「•••••••••」

シュッ

「•••相変わらず真っ直ぐで馬鹿正直な人だねえ、石田の旦那は」

「む?悪い人ではないぞ、石田殿は」

「はいはい、わかっていますって」

「お、俺の存在スルーされた•••」

「あははっ、いい気味」

「こ、この野郎•••おい!フォローしろよ小十郎!!」

「•••この小十郎にも出来ないことはあります」

「•••••••••」

「ぶっ•••あっはっはッ!!右目に言われちゃ何も言えないねえ」

「Oh, my Godッ!!」

「逢魔意後?おぅま•••?」

「cuteッ!!」

ガバッ!!

「むぉっ!?」

「あ〜あ•••また始まった」

「ちょッ、た•••助けろ佐助!」

「ヤだよ俺様、旅で疲れてるし」

「か、片倉殿•••!」

「悪いな真田、もう少し政宗様の相手を頼んだ」

「なっ•••か、片倉殿まで•••!」

「じゃ、晩ご飯が出来たらまた呼びに来るからね」

「それまではご自由にどうぞ、政宗様」

「OK!ゆっくりしとけよ、お前ら!」

「はいはい•••あ、そうそう」

「un?」

「政宗様、せめて襖を閉めてからまぐわってください」

「ま、まぐッ•••!?」

「okey、気をつける•••見世物じゃねぇからな」

「そういうこと!じゃ、また後でね旦那」

「さ、佐助ぇっ!?」

「では、後ほど」
パタン•••

「•••hu-n?ヤケに機嫌が良いじゃねぇかアイツら•••さては何かあったな?」

「そ、そのようで•••っ!」

「wait、どこに行こうってんだ幸村?」

「ど、どこにも行きませぬっ!た、ただ座るだけでッ•••」

「座る必要ねぇよ•••今から」

「!?」

「俺とアンタだけのお楽しみの時間、なんだから•••なァ?」

(ひぃぃぃッ•••!お、怒っておられる•••!な、なぜこのように怒っておられるのだ!?)

「•••傍に居る時ぐらい、俺だけ見てくれたって良いだろ•••」

「え•••?」

「•••shit!見ての通り嫉妬だ、あーくそッ•••かっこ悪りぃ•••!」

「し、しっと?」

「そうだ!悪いか!A-an!?」

「•••••••••」

「•••何だよ、言いたいことがあるなら言えよ幸む•••ッ!?」

ぎゅっ

「す、すみませぬっ•••急にこうしたく•••//」

「ばっ•••!〜〜〜ッ•••」

「•••も、もう少しだけ•••こうしていても、よろしいか•••?」

「•••少しって言わず、好きなだけするモンだぜ?こういう時は、な?」

「は、はい•••//」

(可愛過ぎだろコイツ•••ちくしょう、顔上げれねぇぇぇ•••!)



おわり

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