*.Mininovel
□睫毛
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「時任〜」
「ん〜?」
「目閉じて?」
「…なんでだよ?」
「あれ〜信用してくれないの?」
「べっ別にそうじゃねぇけど…」
「じゃ閉じて?」
「しゃーねぇな〜」
「…やっぱ睫毛長いね、お前」
「そーかぁ?」
「うん、長いよ」
「久保ちゃんもなげぇじゃん」
「ん〜…そぉ?」
「そっ!…よいしょっと」
「時任?」
「眼鏡が邪魔してんだな、きっと。だから眼鏡取ったらよく見えるんじゃねぇかなぁ〜って」
「視力奪ったら見えないっしょ(苦笑)?」
「あ……」
「ホントお前と居ると飽きない」
「そりゃ良かった」
「うん、だからさ…」
「?だから…?」
「ずっと一緒に居てね?」
「…久保ちゃんのバーカ」
「酷いなぁ〜、愛の告白してるのに(苦笑)」
「!!なっ///何いってんだよっ///」
「あれぇ〜?赤いけどどーしたのかなぁ時任?」
「うっ うっさい!///」
「照れないの♪」
「照れてないっ!///」
こんなカンジの日常
こんなカンジの生活
これが俺たちのシアワセ。
どーでもいい話で笑い合える
…そんな距離感。
end