SS

□SS
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「ベラルーシさん、貴女を愛しています」



「私は貴方が大嫌い」



何だってこの男は私に付き纏うのかと思えば、愛してる?それは厭味?

私は兄さんさえ手に入ればそれで良いの。それが良いのに出来ないの。なのにこの男は、何の努力もせずに兄さんの視線を手に入れて。今度はそれを、私に対する嫌がらせの道具にしようというの?


ああ、なんて愚か者。


ああ、なんて恐れ多き事。



「そう…ですよね…」


そんな落ち込んだ顔を見せても、悲しそうに笑っても、私は貴方に同情なんてしないわ。貴方がこの世で1番嫌いだもの。





わかってもらえたみたいで嬉しいわ



これ以上何を求めるつもり?




 

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