何時か…
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朝。


目を開ければ何時もの僕で、また何時もの日常が始まる。


そう望んでいたのも僕で、今が幸せだから新しい刺激なんて必要ない。


なのに少しずつ崩れていく。





夜。


目を開ければ何時もの雨で、また何時もの感情が生まれる。


僕はそんなの望んでなくて、過去が幸せだから新しい刺激なんて必要ない。


なのに少しずつ離れてく。






ねぇ、気付いてよ。


君が望んでるものをあげれないかもしれないけれど。


君がいらないものをあげちゃうかもしれないけれど。


それでも僕は君のことを気にしているんだ。





ねぇ、分かってよ。


君が求めてる時に目をそらしてしまうかもしれないけれど。


君が泣いてる時に傍に居てやれないかもしれないけれど。


それでも僕は君を大切に思っているんだ。







雨が頬を流れていく。


馬鹿だなぁって呟いた。


気付かなくていいよ。
分からなくていいよ。


ただ時々後ろを振り返ってくれればそれでいい。







雨は何時やむか分からないけど、月がでてるから大丈夫。







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