詩
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祈り
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ある夏の夜に 君は来た
もう変わってしまったこの場所に
歌を歌いに来てくれた
それは恋の歌でもあり
この世の悲しみの歌でもあった
お帰りなさい
僕は言う
もう来ないだろうと思ったこの場所に
幸せを届けに来てくれた
それはとても儚いけれど
僕の幸せには十分だった
切なく美しい旋律の子守歌
夜空に響きわたるその調べは
まるで僕の心の様
時が過ぎても君を忘れない様に
この歌を脳裏に焼き付けておこう
そして
君のために祈ろう
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