俺とお前
□お前は俺のオアシスだ!
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俺は今大蛇丸の元へと急いでいる。
だが・・・、後ろから俺を追いかけてきてくれているのはなんと、愛しのウスラトンカチ。
俺の心をこんなにもわしづかみにするなんて・・・・お前はなんて罪な奴なんだ。
ああ止まりたい、でも止まれない。
うおお、俺は一体どうしたら!!
足がどうしてもあまり進まない。
ナルト、分かってくれ、お前との幸せな日々を築くためにはどうしても(お前を気に入ってる)兄貴が邪魔なんだ。
分かってくれ、周りの(お前を付け狙ううっとおしい)奴らからお前を守るには、もっと力が必要なんだ。
それがたとえどんな形で手に入れた力でも!
俺はいつでもお前の事を想ってるんだぜ。
大蛇丸の所に行ってる間、俺は浮気もしないし風俗遊びもしない。
お前一筋だナルト!!
だから、だからなんの心配もしないで安心して俺の帰りを待っていてくれーー!
「サスケ!!」
ああぁぁあぁあぁぁ!!愛しいお前の声がすぐ後ろに!ついに追い付かれちまった!
ナルト、さすが俺のマイハニー、足だって速いんだな。(真面目に走ってねーだろ)
「俺から逃げんのか!!」
・・・実はそうなんだ、お前から逃げ切ることが第一の俺の試練ってとこだな。
だが・・・くそ、ナルト、お前のセクシーボイスはすげーぜ。呪印のあるこの俺の足を金縛りにさせちまうんだからな。
だが、どうしても今木の葉に戻るわけにはいかねーんだ。
お前のために!!
「よう、ウスラトン、カチ・・・」
ああ、かんじまった!!しかもうれしくて声が震えやがる!
やばい!ナルトの奴変に思って・・・、よしよし、ナルトは気付いてねぇみてーだな。
「サクラにも言ったがな、もう俺にかまうな」
そんなにかまいたいんだったら帰ってきてから嫌っていうほど一緒にいてやる。
朝から晩までお前は俺のもんだー!!
「なんだ?その面は」
なんだその顔はー!
そんなに俺と一緒にいられなくなる事がショックなのかーー!
「くくくっくくっ」
あ、やばい、嬉し過ぎて笑いが・・・。
抑えろ、抑えろ俺!!
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