用語辞典

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【幻影 (げんえい)】


実際には存在しない物を知覚してしまう現象。


体から虫が湧いたり、ドッペルゲンガーを目撃したりする明らかに異常なもの、

自分の周りを猫がぐるぐる回ったりする様な状況からしか判断出来ないものとがある。





【五行説 (ごぎょうせつ)】



万物は
『木』
『火』
『土』
『金』
『水』
の5つの属性に分類できるとする考え。

それぞれの属性は、
木→火
火→土
土→金
金→水
水→木

という流れで変化している。
これを『相生(そうじょう)』という。


また
木→土
土→水
水→火
火→金
金→木
(強→弱の意味)
という『相剋(そうこく)』がある。


これらの関係を図示すると、五茫星になる。

これは『セーマン』と呼ばれ、五行説のシンボルとして使われる。

【五志 (ごし)】



五行説における感情の分類のこと。


木→怒
火→喜・笑
土→思・慮
金→憂・悲
水→恐・驚

【錯覚 (さっかく)】



ある記憶が消えてしまったり、強烈な思い込みをしてしまう現象。

特定の行動後に、一瞬だけ記憶が消えてしまうなど、混乱の原因ともなる。


深刻な錯覚に落ちいると、時系列を無視した記憶や記録、同時間帯に2つの記憶を有することがある。
他人に記憶を書き加えられたり、書き変えられたと感じることもある。





【召還魔術 (しょうかんまじゅつ)】



天使や神、悪魔、霊を呼び出し、操ったり、力を借りる魔術。


実際には、召還対象の存在も儀礼的な物である。

あくまでも、それが存在している様に効果が得られれば良いとされ、召還対象を視認する必要は無い。



関連:
儀礼魔術

【呪物 (じゅぶつ)】


霊的な要素を含む物体。

または特定の人物の意識に変化を与える物体。

人によって、意識の変化量は異なるので、その人その人で呪物の価値が違う。


魔術を《意識の変革》という意味で捉えるならば、重要な要素である。





【接触魔術 (せっしょくまじゅつ)】



一旦触れ合った物同士は、互いに影響しあうという考えの魔術。

近代魔術を支えるシステムのひとつ。


感染魔術とも。


人間の毛髪や爪、衣服、足跡を利用する事が多々ある。



関連:
感染の法則
共感魔術

【節分 (せつぶん)】

以前は
《追ニンベンに難(ついな)》や、《鬼やらい》と呼ばれ、邪気を払うために行われた。

この邪気は往々にして、木の陰気であったため、白い豆(金の陽気)をぶつけて払うのが習わしであった。

【charmed infection (ちゃーむどいんふぇくしょん)】


直訳すると
《魔力の感染》
《呪波汚染》とも。

気や呪が滞留したり、肥大化することで、物理的・精神的に影響を及ぼす現象の総称。



五行に偏りがあったり、精神の不安定さが周りに影響して発生する。


物体と精神の干渉が条件になることが多い。




【典礼魔術 (てんれいまじゅつ)】



手順、道具、などを、統一したルールの下に行う事で、精密かつ大きな効果を得る魔術。


儀礼魔術・祭儀的魔術とも呼ばれるが、儀礼魔術・祭儀的魔術は複数人数によるという意味が少なからず含まれる。


関連:
召還魔術
⇔個人的魔術

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