用語辞典

【い】 1件

【陰陽説 (いんようせつ)】



全ての物質は『気』が宿っており、『気』には『陰気』と『陽気』があるとする東洋思想。

気によって物質自体にも『陰陽』の性質は出るが、純粋な陰、純粋な陽では無く、あくまでも混ざりあった状態で存在する。



『陰』はマイナス・消極性


『陽』はプラス・積極性


を意味するが、陰陽説においては、どちらが良い、悪いという事を示すわけではない。


むしろ『陰』と『陽』のバランスを取ること、安定を理想とする。


『陰気』
→冷たい・重い・暗い

『陽気』
→暖かい・軽い・明るい



陰陽説は現代の食物学にも、影響を与えている。
暖かい地方で採れる食物は陰気。
寒い地方で採れる食物は陽気。
などの分類の仕方がある。







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