Novel

□ある日のひとこま【29+03】

「やった!逆転勝利っ!」
と喜ぶ聖に、
「あぁ…負けた。」
とつぶやく亜樹。
辞書対決(どんな勝負だよ…とか聞くな)で敗れた亜樹に、
「うーん、じゃあなにしてもらおうかな♪」
罰ゲームをかけた勝負だったので、聖は楽しそうに考えて…
「…じゃあ、つぐっちギター弾いて!おでのかすから。」
「そんなのでいいのかよ?」
「うん!」
内心ラッキーと思う亜樹(まぁ聖の事だからそんな無茶言われないとは思ったが。これが蜜辺りだと…)には気づかずにこにこする聖。
「じゃあ、水彩パレットね。」
「おぅ。」
意外と弾きこなす亜樹に、
「うまいね!ねっ、ギター弾くの楽しいだろ?」
「いや…あんまり…やっぱドラムの方がおもしろいな。」
「なんだよ、ギターすっごいおもしろいのに!つぐっちわかってないな!この青二才が!」

と怒って、というよりすねてしまった聖に頭をなでながら、
「何言ってんだよ?お前だってドラムよりギターのがおもしろいだろ?」
「そうだけどさ…つぐっちに、わかって欲しかっただけだもん。」
「もう、聖はバカだな!そんなとこが好きだぞ(笑)」
と抱きついてくる亜樹に、
「おでも好きーテリィーみたいで!」
抱き返す聖に、
「お前…それ、俺がブーデーだっていいたいのか…?コノヤロウ…!!」




じゃれあう2人をはちと蜜は、
「はち様…聖くんとられてるよ…いいの!?」
「蜜こそ…つぐっちとられてるよ。俺はいいけどね。」
余裕なはちに、
「うっ…もうだめ我慢の限界!つぐっち!離れてよ!!」
聖にやきもちをやく蜜でした。
「もう!聖くんには、はち様がいるでしょ!」






ブログネタでした☆聖さん可愛すぎ♪トワレ!

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